子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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さよなら。 

 

更新できないと言ったのですが、今の気持ちを書きとめておきたくて。
書かせて下さい。

5ヶ月足らずの留学期間を終えて、ジェフくんは5月24日の早朝、アメリカへと帰っていきました。

来日したジェフをセントレア空港に迎えにいった、1月のあの日。
家路に向かう車の中、私達夫婦とジェフは久しぶりの再会に興奮していました。
勿論パピーも、なのですが、へんなことを言います。
「ジェフ、いつアメリカに帰っちゃうの? いつ?」
パピー、ジェフはたった今日本に着いたところだよ。
今、そんな心配してどうするの。まだまだ先のことだよ。

―でも、「まだまだ先」だったその日はあっというまにやって来たのでした。

ジェフの帰国1週間前。日曜日の夕方。
雨上がりの公園で、パピーはパパとジェフと3人でいつものように、サッカーをして遊びました。遊んでもらいました。
賑やかな夕食が終った頃、パピーが突然!
うわーんと泣き出した!

「ジェフ、帰っちゃやだー!!!」

です。涙ぼろぼろ、ひっくひっく。

たまらんなぁ…

それから1週間、パピーは時間の許す限りジェフにべったりでした。
毎晩の絵本読みも、ジェフがやってくれました。
どんなに眠くて、朦朧としながらも、ジェフの言葉に耳を傾け…目をつぶるとジェフがどこかへ行ってしまうかのように思っていたのでしょうか。でも、やがては眠ってしまいます。

そして思い出したように、時々しくしく。

そんな毎日。

夫と私は、
この調子じゃ、出発のとき、どんな風に泣くのだろう
とかなり心配をしました。

最後の夜は、ジェフのリクエストにより、すき焼き。
「ジェフ君、ありがとう」の文字をいれたケーキが、ささやかなお餞別。

朝6時半過ぎには空港に着かなくてはいけないので、いつもより早起き。
そして、ジェフに最後のサプライズを用意してあったのです。

航空会社のカウンターでチェックインを済ませたジェフの目に映った……

懐かしい人々の笑顔。

こんな早朝に空港で、です。
実は、無茶を承知で、ジェフに縁のあった人々に、
「もし良かったらお見送りにいらっしゃいませんか?」
と声を掛けていました。
そしてなんと、14人の人々が駆けつけて下さったのでした。
本当になんとお礼を言って良いやら…。いつもいつも私の心の支えになってくれる人達。
私の背を越してしまった、Yくんがいつものようにジェフにじゃれつきます。ジェフも応戦。
なんだか、それだけで涙がこぼれそうになりました。

いよいよお別れの時間。
パピーは泣きませんでした。なぜかはわかりません。
代わりに、ぼろぼろ泣いたのは夫とジェフでした。
私は言うまでもありません。

飛行機の離陸を見に、デッキに出ました。
あれだよ、あの飛行機。
ジェフ、こっち見えてるかな。手、振ってみようか。(見えてないでしょう)
その飛行機がまさに離陸し、空の彼方へと小さくなっていったとき、
パピーは、最後の涙をぽろん。とこぼしました。

本当言うと…。

ホストファミリーをするのは、すごくしんどいときもあったのです。
だって、小さな家の中ですもの。
家事をすべて投げ出したくなって、泣き出したこともあって。
私はホストファミリーの器じゃないわ。主婦さえも失格かもしれない。なんて。
でも、夫が支えてくれました。
ホストファミリーをやりたい、と言い出したのは私。
夫の方がたくさん我慢をしてくれたと思います。
本当にありがとう。

小さな家の3人暮らしが、また戻ってきました。
ジェフがいなかった頃、私達はどうやって過ごしていたんだろう?とさえ思えました。
ダイニングテーブルの、この椅子に座る人はもういない。

でもまた、会えるよね。
私達もきっと、アメリカに会いに行きます。
それまで元気でね。
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日本語レッスン 

 

ジェフくんが、これ↓をすっかり覚えてしまいました。
外国人の先生による(?)

ニッポンで役立つ とっさの一言

です。

夫と私とジェフ君と。
お腹が痛くなるまで笑いました。
ジェフ、「大東文化大学」も「ベーコンエッグダブルバーガー」もすごーく上手です。
そして私達は
「うどん…うでん…おでん…おどん…うどん…」
と練習します。
みなさんもどうぞ。
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ジェフくんのショートステイと、日本語その2 

 

ジェフくん、日本滞在2ヶ月が過ぎました。

生徒さんのご家族にも時々お招きいただいて、いろんな家庭で楽しく日本の経験を積んでいます。
「娘の雛人形を飾っているので、ジェフくん、観にいらっしゃいませんか―?」
そんな、とても日本らしい招き方も、ステキです。
私たちは観光に殆ど連れて行ってあげてないのに、皆さんが伊勢に、京都にと連れていって下さる。ありがたい限りです。伊賀の忍者体験、京都太秦映画村での新撰組扮装、どれも本当に楽しそう。(^^) いいなー。ちょっぴり羨ましいぐらい♪

ジェフが訪問したお宅で「英語のいい勉強になりましたー」というおうちはありませんでした。
勿論、「子どもの英語のためにと思って呼んだけど、ジェフがあまりに日本語を上手く喋るので意味なかった」なんてことを仰るうちもありません。
子ども達が、明るいジェフと本当に楽しい時間が過ごせたことを喜び、
ジェフがとても一生懸命日本語を話してくれたことを感謝してくださいました。
ジェフが楽しい思い出を作ってくれるように、と心を尽くしてくれました。

Pay it forwardのお話をしたけれど、この皆さんは、誰かから受けた恩を、というのではなく、純粋にジェフのことを思ってくださったのです。
それどころか、オーストラリアのホームステイでつらい思いをしたあの男の子達の家族が、ジェフにこれほどまでに優しくしてくださったこと、私はどれほど感謝しても仕切れないくらい。

ジェフからは、お礼はどんなものがいい?と相談を受けました。
「日本は、手土産にお菓子、が多いかな。大学の帰りにでも、名古屋で探してごらん。(うちの周りは田舎だから、あまりない。)」と言ったら、自分で探して直接手渡した様子。
そして「ジェフ君から、とても春らしい和菓子を頂きました。早速頂きます」なんて知らされ、ふむ、なかなか日本人らしくなってきた(?)と思う今日この頃です。

そうこうしているうちに、ジェフ君も日本語が大分上手になってきました。
実際彼が英語を話すのをほとんど聞かなくなりました。一生懸命、言葉を選び、考えて、日本語で伝えてきます。その努力には、頭が下がります。しんどいだろうなあ、よく頑張っているなあと思います。
夫もジェフ君とたくさん話をします。
昨夜は、オバマ大統領→アメリカの経済→自分の給料、の相関関係を、英単語交じりの日本語で喋っていました。
ルー大柴みたいだけど、楽しい時間です。

ただ、不自由なく日本語が使えるのかというとそうでもなく、やはり普通に日本語で話しかけられることを完全に理解することはできないので、我が家では皆、分かりやすい日本語を心掛けているし、必要なときは、今も私は英語を使います。
リスニング能力以前に、バックグラウンドを知らなければ理解できないだろうな、と思われることの方が多いです。
逆に、バックグラウンドさえ知っていれば、「あ~あ~あ~」と何とか話が繋がるものです。

学校の宿題で、日本の高校国語程度の文章や、時に新聞のコラムなどを読まされているようです。
ジェフは、歴史や政治に強い関心を持っているので、とても興味深く読んでいる―のもあるけど、小難しい単語や一昔前に流行った言葉(「三高」とか「飲みニケーション」とか覚えてくるのです)を今頃覚えさえてどうすんのよ、と思うような文章もあります。
大学生だからそれらのものに挑戦させられるのは分かるんだけど。
本当はうちや図書館にある、子ども向けの日本語の本をどんどん読めば、前述したところのバックグラウンドが強化され、擬音などの、辞書を引くだけではニュアンスの伝わりにくいところも、体得していくのではないかなあ…と、私は正直思っているのです。つまり、日本語の多読をやってみたら、と勧めたいのが本音。
ま、子どもの本に興味が無いのなら仕方ないですけどね。

外国語でコミュニケーションを取る。
自分の言いたいことを伝えるのは、相手のいうことを理解するよりも、簡単なのではないか。
私はそう思います。自分自身の経験からも。
「英会話」という分野は、ネイティブがごとくの発音で英語をぺらぺら、というのを想像される方が多いかもしれない。
でも、ある程度自分の中に英語が貯まっていれば、決して難しいことではないのです。

えーっと、ここから話が変ってくるので、次の記事へ。
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Pay It Forward 

 

ジェフくんとの暮らしが始まってから、もうすぐ1ヶ月です。
昨日カレンダーを見ながら、ジェフが
Time flies.
と言いました。

夫は、正直最初は ホストファミリーをすることについて、それほど乗り気ではなかったのです。
精一杯の協力はしてくれるのですが、ジェフくんがいくら良い子だとわかっていても、他人は他人。小さな家に一緒にいると気を遣うし、疲れる。トラブルも生じるかもしれない…。と一線を引いていた。当然だと思います。
でもある休日私は、彼ら二人に買い物に行ってくれるよう頼みました。
びっくりした夫は、
「ちょ、ちょっと待てよ。オレとジェフの野郎同士でなんて話すことなんかないし、オレ英語わかんないし、間が持たないし、ど、どうしたらいいか、オレ…」
と、目で訴えてきましたが、それを感じ取らなかったことにして、ポンと外に追い出しました。

でもちょっと、ドキドキしました。
どうしてるかな、あの2人。
ずっと黙りこくったままだろうか。
夫の携帯に電話をして、沈黙を破ってやろうか…。

ところが数時間後、戻ってきた二人は、すごく楽しそうでした。
ジェフも一生懸命日本語で話をしたのでしょう。そうすると、男同士の会話がどんどん湧き上がってきて、距離が途端に短くなったようでした。
その日はワタシの誕生日。2人で相談して、花を買ってきてくれました。
お誕生パーティーのその夜はビールも飲んで、パピーが寝た後も、大人3人で夜遅くまで延々とおしゃべりを楽しんだのでした。
今ではすっかり仲良しの、男二人です。

良かった…。

ジェフも、こんな狭い家での暮らしだけれど、居心地良いと思ってくれているみたいです。
周囲の人達は、みんなジェフに親切です。みんなジェフが好きです。
ジェフくんは、それを素直に受け取りながらも、
「ここで出逢う人達は皆、ワタシに親切だ。どうして?」
と聞きました。

それはね、私もこれまでにいろんなところでいろんな人に優しくされてきたから。
なんで、私になんかに、これほど優しくしてくれるの?と思うほどに。
こちらは3年以上前に書いた記事です。

それを説明しました。

そしたらジェフが
Pay it forward
という言葉を口にしました。

私はジェフのホストファミリーを精一杯やることだけで、十分幸せだと思っているけど、ジェフがいつか、
「昔、日本という言葉もまともに通じない国で、とても親切にされてね。だから…」
と、誰かに優しくしてくれたら…
それがPay it forward.

きっと、優しい気持ちは巡り巡っていきます。
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ジェフくんの日本語その1 

 

「今日学校どうだった?何を勉強したの?」
と帰ってきたジェフくんに聞きます。ジェフ、一生懸命答えます。
「もうひとつのテストがありました。」

先週にも、クラス分けのテストがありました。
それに続く「もうひとつの」なのですが、不自然な日本語です。
英語で言うと、another test、それを直訳したのでしょう。
「日本語だと、anotherではなくagain,『また、テストがあった』と言うほうが自然だよ」

軽いお昼ご飯の後、
「大きなひるごはんを食べると、晩ごはんが食べられません」
と言って、ご馳走様をしました。
大きなお昼ご飯―英語では、たくさんしっかり食べる食事をbig mealと言いますから、それを直訳したのですね。
「食事は、大きい小さい、とは言わないの。『お昼ご飯をたくさん食べると』でいい。」

厳しいけれど、通じたとしても不自然な日本語は直すからね、と言ってあります。

日本語話者が英語を学習すると誰もが経験することですが、ジェフも最初は、「はい」「いいえ」がごちゃごちゃでした。
昨夜、私達コーヒーを飲もうとして、
「ジェフは、コーヒーいらない?」
と尋ねたら
「はい、いりません」
とすっと答えました。家族3人「おー」っと拍手(パピーもその難しさ、分かっています。)
ジェフくん、親指出して「やったね」のサイン。

それからジェフに、日本語多読を勧めました。パピーの読んでいる絵本を、一緒に読みます。宮崎アニメが好きらしいので、「崖の上のポニョ」の本を貸してあげたら、黙々と読んでいました。
でも、読書よりやっぱりゲームが好きみたい。我が家にはテレビゲームもDSもないので、よく一人でアメリカから持ってきたプレイステーションポータブルをやってます。

テレビは、バラエティが好きなようです。
彼は、新聞は読めないので、夜おもしろそうなバラエティ番組がやっていたらつけてあげます。
「ルネッサ~ンス」でお腹を抱えて涙を流して笑っている。

どのくらい理解しているのか、なんで笑えるのか。

笑っているジェフくんが、私達には不思議でたまりません。
でも彼が大笑いしていると、私達はなんだか嬉しい。
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