子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

スポンサーサイト 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

オーストラリア その2「出発前の英語力」 

 

単独での(親の付き添いのない)オーストラリア行きを決意した、4人の子供たち。
みんな4年ほど、私のお教室に通ってくれています。
ただ…。

私のお教室では、エーカイワなるものを教えていません。
How old are you?と聞かれたら、反射的にI’m ten years old.と答える、How are you? と聞かれたらI’m fine, thank you. And you?と答える、みたいな。
決められた文型を覚える、ということをさせたくなかったからです。

英語の本はたくさんたくさん読んできた。楽しんできた。そして、エーゴわからん、と今まで言わなかった彼ら。
絵本を読むときだって、知らない単語は飛ばし、絵で話をつなげることをさせてきました。
それって、人とコミュニケーションをとるときも一緒ではないだろうか。
英語を翻訳するのではなく、相手が何を言っているのかを状況に合わせて予測する力、想像する力はあるはず。この子たちはなんとかやっていけるのではないかと期待していました。

一昔前、今は亡き(!)某英会話スクールのCMに、こういうのがありましたよね。
ジャングルジム(?)に押しつぶされた外国人が、英語で日本人の女の子に助けを求める。
女の子は、英語がわからないから、とくるりと踵を返し、良心が痛んだので、そのスクールに入学する、というやつ。ご記憶にありますか?
CMとは言え、ああいうのは最悪です。で、笑えない、日本人の現実です。
英語が分かる、分からないではない。状況を見てフツーに考えれば、ジャングルジムをよっこらしょと持ち上げて手を差し伸べるべきだってことぐらい、わかるのに。エーゴ、苦手だから、と考えることすらしない。

(実際旅の途中で、他の子供が「そんな単語は習ってないから、いい」と言っているのを耳にしました。違うでしょぉ!)

彼らの「考える力」を信じたいけれど…。
と思っていたとき、Sくんのお母さんの、こんな文章に出逢いました。

*********************************************
…息子(長男 小4)を参加させる事を即決しました。
(中略)
正直言って“ダメモト”で決断できる料金ではありませんが、日本では決して味わえない経験を比較的早い(若い)時期に経験させる事はお金では買えない物を得てくれると考えました。
(中略)

今、考えるととても不思議な気がします。
海外・英語なんて自分たちの生活からは縁遠いものと考えており、十数年前に新婚旅行で行ったケアンズでは『日本人の居る居酒屋』を探して食事をしたものでした。
それが、子供達が通わせて頂いているKashiwagi English Roomのお陰で 海外(英語)は決して遠い物ではなく、寧ろ自分たちでも手の届く物だと感じ始めました。
息子は約4年間柏木先生の基で、のびのびと英語を教わっています。
今回の話を頂いて長男に「食事がおいしかったらどう言う?」と問うと「ヤミー」と答えました。
「じゃあ おいしくない時は?」と聞くと「(手をバツにしながら)ノー ヤミー」と答えました。
ちんぷんかんぷんな英語だとは思いますが、恐らく相手には十分伝わるのではないでしょうか。
きちんと正しい文法で話さなければ通じない/恥ずかしいと思い込んでいる自分を「同じ人間だから心があればそこそこは通じる。英語は手の届くもの」と正してくれる息子の一言でした。
(中略)

息子にはこんな体験を沢山してきて欲しいです。色々困って、工夫して欲しいです。
そしてそれを自分自身そして家族や友達の経験・自信にして欲しいと思います。
**********************************************

私はこれを読んだとき、とても嬉しかったです。
すてきな親御さんでしょう?

子供の力を信じている。
だから大切な大切な子供さんも、籠の中から出して、飛び立たせてやれるのでしょう。

そして、Sくんの「ノーヤミー」は私に、自信をくれました。
ちょっぴり甘えん坊で照れ屋だけど、素直で真面目で頑張りやのSくん。
私も精一杯応援するからね。君達の力を信じるから。
と、あらためて心に誓ったのでした。

まあ、それはそうとして。

ちょっとだけ シミュレーション英会話をやってみました。
「例えば、ステイ先でのご飯時。
もっとどう?と勧められるけど、あなたはお腹がいっぱい。さあ、どうする?
Would you like some more?」
と私がホストマザーになって英語で話しかけると、1人の子は急に固まりました。
次の瞬間、口にチャックをしたまま、お腹が大きくなるジェスチャーをし、ぽんぽんと狸みたいに叩く、(ううっもう苦しい…)と言いたげな表情をして、座り込み、
「先生、これでわかる?」

…わからないわけではない。でも。
あのさあ~! No thank youの一言で済むんだよぉ~!

ひとつの会話にこれだけのエネルギーを使っていては、先が思いやられる。
やはり、いわゆるフツーの英会話レッスンを出発まで特訓したほうが良さそうだ。落ち込み

というわけで、次回は出発直前レッスンのお話を書きます。
(すいません、まだ飛行機にすら乗らない)
-- 続きを読む --
スポンサーサイト

category: オーストラリアの旅 2008春

tb: --   cm: 1

△top

オーストラリア その1「きっかけ」 

 

思いがけず、オーストラリアで過ごすことになった春休み。
パピーと私。
お教室の子供たち。
その英語力。ホームステイ。海外で生きる力。一緒に参加した仲間達。
いろんなことが渦巻いて、何から書き始めたらよいのか分からない状態ですが、少しずつ頭を整理しつつここに書き止めていきます。

私、小さい子供に「留学」させることに、余り肯定的ではありませんでした。
その子の世界を広げてあげる。まあ、それはいいんだけど、例えばパピーを見ていると、今の世界を生きていくだけでめいいっぱいのように見える。
毎日がいろんな発見で、少しずつ成長している。
海外留学が悪いわけではないけれど、そんなことを経験させる前に、もっと身近にさせてあげたいことはたくさんある。
お金と時間が有り余っている人がやればいい。

そんなことを思っていた私にその話が飛び込んできたのは、1月の私の誕生日。
その内容は―

オーストラリア、ケアンズに2週間ホームステイ。
旅行会社の企画ではなく、大阪で英語教室をしているRikakoさんと現地のスタッフがオーストラリアの文化を、生活を体で体験できるよう、参加する子供たちの視点でプランしたものでした。毎日が社会見学と体験ツアー。熱帯雨林やアボリジニ文化、オーストラリアの動物、グレートバリアリーフの類まれなる美しい海に触れ、体験する。お教室では、その裏にあるエコの学ぶべきところ、問題点、課題などを学ぶ。あとは、ホームステイで、オーストラリアのナマの生活を体験。よくあるツアーのように、週末だけの「やらせ(?)ホームステイ」とは、違うみたいです。

親子留学にもオーストラリアにもさほど興味のなかった私も、思わず「へえーっ……」
今までに知らなかった新しい世界がありそうな気がしました。

―でもそこで、私の「いいなあ」は一旦、止まりました。でも、非現実的な話だ。
内気なパピーは、これらのことを「楽しい!すごい!」と目をきらきらさせるほどには、まだ成長していないような気がしました。
そして単独参加が可能なのは2年生から。パピーの参加には、私の参加も洩れなくついてくる。2人分の参加費は、どうやっても今からじゃ作れないと思いました。
パピーを行かせたいのか、自分が行きたいのかもよく分からなかったし。

それより、そのときに思い浮かべたのは、生き物や自然が大好きで、好奇心旺盛な元気印小学生達。
どうだろう?話に乗ってくれるかな?半信半疑でしたが、この内容のものに出会えたのはチャンスかも!と小学生の生徒達にこの企画を持ちかけました。
翌日、4年生Sくんのお母さんからお電話が。
「行きたいって言いました。だから、行かせます。」
凛としたお声でした。
やった~!
そして彼の幼馴染のYsくんも
「オマエが行くなら、オレも行くぜ。水臭いじゃないか、置いてくなよ」
ってな感じで(あ、そんなコト言ってませんけどね)、参加表明。
彼らが引き金になり、他のご家庭でも家族会議にかけて、真剣に話し合って下さったのでした。みんな、すごーく悩んでくださった。それだけでも、私はとてもありがたいと思っています。

結果、3年生のEちゃん、4年生のYoくんも参加を決意しました。

よっしゃ、パピーも、行ってみるか?!深くは聞きません。
「オーストラリア、いってみたい?動物、いっぱいいるよ」
「きりんは?」
「それは分からないけど。どうする?」
「…行く。」
よし、参加表明。

夫にその企画を見せたら、ニコニコと
「へえ、ステキな企画だねー。良さそうだよねー。お金があれば『行っておいで~』って送り出してあげたいよ、ホント。オーストラリアの海は、すごいきれいだったよー。(一人だけ行ったことがある。)」
と目を細める。

そこで私は、
「先立つものがないから、今は無理だね」
という行間の言葉を、読まなかったことにしました。

「…じゃあ、お金があれば、行ってもいい?」
「あるの?」
「集めてみる。」
「どこにあるの?」
「パピーの七五三のお祝いとか、お年玉とか、誕生日のお小遣いとか。出産祝いも残っているかもしれない」
「…まじで?」
「探してみる。」
「…」

そうして、私達も最後に参加を決めることになりました。
「2週間寂しいなあ。どうやって過ごそう…」と言いながらも、ワクワクドキドキしている私達を嫌な顔せずに送り出してくれた夫。
後になって思えば、これは夫からの、最大の誕生日プレゼントだったのかもしれない。

続く。
-- 続きを読む --

category: オーストラリアの旅 2008春

tb: --   cm: 7

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。