子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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続・親としての訓練 

 

実は前の記事を書いたのは、先月のこと。

最初に「親業訓練講座」に参加したときは、
自分が息子にしてきた「仕打ち」(ホント、こんな風に思ってしまった)を思い、
かなり落ち込んでいました。

パピーは、どれほどの思いをこれまで飲み込んできたのだろう。
私のことが怖くて、条件反射的に行動したこともあったに違いない。
それでもいつも、うっとおしいまでに
「ママ大好き」
を言ってくれる。
その愛情を利用して、私は彼をコントロールしようとしていなかったか。
本当にかわいそうなことをした…。

それでも、時間が経つにつれ、私は少しずつ冷静になってきました。
これまで何も知らなかった、気付かなかった私は、
ここでやっとスタート地点に立ったのだと
前向きになってきました。
まだ遅くないかも!

この記事では、その後のパピーの変化を記そうと思います。

パピーは、何の解決もしてくれない母に、
(しかも返事や反応が中途半端―まだ「能動的な聞き方」が下手な私)
よく学校でのことを話すようになりました。
元々、寡黙なほうではなかったのですが、
思えば、私が途中から
尋問を始めたり、
結論付けたり、解決策をさっさと出してしまったり、
挙句の果てに叱責が始まったりして、
パピーは、ゆっくり話すこともできなかったのでしょう。

そしてここのところ。

何度か、話しているうちに泣くことがありました。

喧嘩して、悔しかった。
大事にしていた栞をくしゃくしゃにされて、腹が立った。
友達に勘違いされて、悲しかった。

私の膝の上に座り込んで、ぽろぽろ涙をこぼすのです。

聞いている私はもちろん胸が痛い。
解決してあげたい。
でもぐっと飲み込む。

「そっかー…。それは悲しかったねー…。」

と答えて、頭を撫ぜたり、ぎゅっとしてあげるだけでした。

だけど、私のところで泣いてくれる。
そのことを、今は本当にありがたいと思います。
まだ、パピーの話は脈絡のないところもあるし、
解決策には全然たどり着かないけれど、
いつか自分で解決の道を見出す日まで、
私はこうして受け止めるだけで、
じっと待たなくてはいけないのだと思います。

「待つ」って本当に大変だわ!
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category: 息子のこと(iroiro)

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親としての訓練 

 

子供に「こんな風に育って欲しい」と望むこと、もちろんあると思います。

「自立した子になってほしい」
「心の豊かな子になってほしい」
「お友達と上手くやってほしい」
「理解度、吸収率の高い子になってほしい」
「とりあえず学校の成績を普通に修めてほしい」
「バイリンガルになってほしい」

じゃあ、子供が親に望むこと、考えたことありますか?

私…正直あまりありませんでした。
押し付けることにばかり一生懸命だったかもしれません。

それを考えるきっかけになったのが
Parent Effectiveness Training-親業訓練
です。
頭でっかちになるのがイヤで、子育てセミナーや育児書などは避けてきた私ですが、
縁あって、10月から親業の「訓練」を受けることになりました。

―子供をこう育てるためには、という勉強ではありません。
子供を変えるのではなく、親が変わるのです。

例えば 子供が今通っている習い事に「もう行きたくないの…」と言ったとします。
「あなたはどう返しますか?」
という質問があります。いくつか例があります。

1. (毅然と)ダメです。許しません。行きなさい!
2. (そろそろと)やめちゃったら、○○ちゃんに抜かされるし、出来なくなって辛いよ。困るよ。
3. (冷静に)じゃあ、しばらく休んでみる?それともお母さんについてってもらいたい? 
4. (きつく)なにバカなこと言ってるの!
5. (イライラとorぽんっと)あなたはひとつのことを、やり続けたことがないんだから!
6. (優しく)そうなの。やめたければやめてもいいのよ。
7. (心配して)何か嫌なことがあったの? いじめられてるの? 誰が原因?
8. (あっけらかんと)明日になれば、気が変わるんじゃない?気にしな~い。
9. (元気に)さっ、頑張れ頑張れ!お母さん応援しているから!

私だったら、どう言ってしまうだろうか?―
続けさせたい!という気持ちが強ければ強いほど、
親の権威を振りかざして、1タイプ(「命令」)のことを口にするかもしれない。
もうワケわかんなくなって、4みたいにうっかり「非難」したり、5みたいに「辱める」…のは、さすがに避けたいけれど、
イライラしながら、2タイプでじわじわ「脅迫」することも、ありうるかも。
あーいやだいやだ。これらの4つ、決して良くないのは分かります。

もう少し冷静に、どう対処すべきか?を考える余裕があるときは、
他のことを口にするかもしれない。

で、
7は…心配しているようで、実は「尋問」をしています。
8も元気付けているようですが、実は「ごまかし」ているだけ。どっちもよくありません。
3は「提案」しています。
6は「同意」しています。
9は「激励」
これらなら、良さような気がします。

…でも、全部だめなんですって。
上の「命令」「非難」「辱める」「脅迫」「尋問」「ごまかし」「提案」「同意」「激励」に加え
「説教」「理屈」「解釈」
これらは、親業では「お決まりの12の型」と呼ばれ、
「子供の心を閉ざす対応」とされるのだと知りました。
「どれなら、子供を救ってあげられるのかな?」と必死で考えていた私は、
それを聞いて思わず「ひや~っ」。

だって、習い事を「やめたい」と打ち明けた子供、
心が悩みでいっぱいいっぱいなんです。
それが溢れてきて、お母さんに訴えたわけですよね。
お母さんがしてあげるべきことは、それをすっと受け止めること。
「命令」や「非難」がそんな状態の子供の心に響かないのは、明らかだけど、
「尋問」されたって、辛いばかりで答えられない。
「提案」なんて受け付けるはずもなく、
「同意」や「激励」は所詮お母さんの気持ちを押し付けているだけ。

「やめたいんだけど」と白いボールをぽんと投げてきた子供に、
あれやらこれやら、違う色のボールを投げつける。
これがさっきの「お決まりの12の型」。
そうじゃなくて、
そのまま「そう。やめたいんだね」と白いボールを素直に返す―
それで、子供は受け止めてくれた!と感じ、初めてほっとする。
そう、子供がいつも親に望むのは
「聞いてもらうこと。気持ちを酌んでもらうこと」
ほっとすると同時に、心のガードがいらなくなった子供の思考は驚くほど進み始める。
つまり自分で解決策を考え始める。
これが、自立の第一歩なのだと言われました。
親が解決していては、いつまで経っても自立しないということです。

でも、「聞く」って思ったほど簡単なことではありません。
悩み相談は、相手の言ったことを復唱してあげるのが良い、
という話、聞いたことがありませんか?
でも、実践できますか?
本当に難しいんです。
そこで、「訓練」が必要になってくるのです。それが親業訓練。


パピーが学校から帰ってきて、おやつを食べる時間。
元気がない。うーん、声をかけようか迷っていたら、
「ボク、今日学校イヤだった…。」
とぼそっと言いました。
「12の型」はいかんっ!と心の中でセーブするも、どうしたら良いのか分からなくて黙っていたら、
「○○くんってすぐ怒るんだ。蹴ったりするんだ」
筋が通ったり、通ってなかったりする愚痴が続きました。
ああ~、もう~~!!!!!
私の中に溢れ出る思い。

(「パピーがなんか怒らすこと、言ってんじゃないの」
「学校で、お友達を怒らすようなことや嫌われるようなこと、言っちゃだめだよ」
「どのくらいの強さで蹴るの?痛い?怪我していない?」
「いや、○○くんは、ちょんって小突いただけじゃないの?『蹴った』なんてオーバーなんじゃない?」
「仕返ししてない?」
「先生は知っているの?」
「イヤだってちゃんと言わなきゃダメだよ」)
も~、私の中で渦巻く、渦巻く。
そして、全てをごっくんと飲み込みました。

(今書きとめてみて、自分自身の連射にびっくりです!
こんなこと全部吐き出してたら、子供はたまったもんじゃないだろうなあ!)

カラーボールを投げずには済んだけど、白いボールを上手く返すことも出来ず、
ヘンに寡黙な母に???なパピーは、
「…遊びに行ってくるね」と、いつものようにとっとと外へ行ってしまいました。
私の修行は、まだまだこれからです。

パピーはというと、心なしかすっきりした顔はしていたけれど、何も解決しちゃいません。
それでもこの日、私は彼の思いを受け止めることだけは出来ました。

学校で辛い思いをしたんだね。
いっぱいになっちゃった心を、私に開いてくれてありがとう。

って、思いました。

私は、ずっとあの子の「母港」でありたい。
辛いことでいっぱいになったときは、ここに戻ってきて、すべて荷を降ろせるような。

そんな風に思います。

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私が選んだ「クリスマスに読みたい絵本2009」 

 

いよいよホリディシーズンですね。
この時期に読む絵本は格別。
私は1年間ずっとクリスマスに読む絵本を探しています(笑)
そしてこの時期まで温め続けた絵本、いくつか紹介しますね。
別館ブログへどうぞ。
__________________________

さてさて。

私がお教室の子ども達と絵本を読むとき、
まず、次のどちらに入るかを考えます。

A リズムや言い回しを楽しむ絵本
B とにかくストーリーに引き込む絵本
C ひとつひとつ考えながら読み進める絵本

表紙をゆっくり見て、いろいろ話し合う、くらいならいいですが、
ひとたびページを開くと、上記のA,B,Cどれに入るかで、読み進めるスピードが全然違ってきます。

タイプAは歌の絵本、詩の絵本や、お馴染みの昔話などです。
文字通りに読まなければ意味がありません。
だって、英語特有のリズムを楽しむもの。私が作ってはいけない。歌本ならもちろん歌いながら。あればCDもつけて、大いに盛り上がりたいと思います。ライミングをしないと気持ち悪い、と感じるほどの、英語のリズム感は、こういうところで育つもの。(そういえば、こんな記事書いてました)
又、「決まり文句」というのも変えてはいけません。
桃太郎の桃は「どんぶらこ、どんぶらこ」と流れてくるもの、と決まっているように、
白雪姫に出てくるお妃様は"Mirror, mirror on the wall, who is the fairest of them all?"と言うものと決まっている。fairという単語に馴染みがないからといって、most beutifulなどに変えてはいけないと思います。

タイプBの絵本を読むときも、余計な口は挟まず、一気に読むほうがよいと思っています。
絵を指差しながら、
What's this?
What color is his hat?
なんてくだらないクイズで茶々を入れると、せっかくお話の世界に入り込んでいる子ども達
「いーから、先読んでっ」
と怒ってきます。あるいは、確認されることに嫌気が差して、冷めてしまいます。
但し、お話の展開がだれるときや時間の調整がいるときは、文字通りに読まず、勝手にはしょったりすることもあります。
ストーリーが楽しめればよいのです。

タイプCの絵本。これは一ページずつ、場合によっては、一文一語に拘って読む本です。
○○(登場人物)は何を考えて、こんなことしているの?
どういう状況なんだろう?
今、○○はどういう気持ち?
そんなことを問いかけながら、読み進めるのです。
理解度を確認しているのではありません。考えて欲しいのです、深く。
このときは、もう英語には拘りません。何語でも構わない、どんどん考えてくれ!
場合によっては、私も日本語を入れます。
著者が伝えたかったことを、しっかり受け取りたいと思います。

ちょっと話は飛びますが、
私は年に何回か、小口真澄先生に英語ミュージカルの指導を受けています。
真澄先生は、一つの科白の裏にある気持ちや考え、状況などをすごく深く考えさせます。
そのシーン、あなた(=役)の立っている所の気温は?匂いは?空気は?どんな気持ち?疲れてる?お腹が空いてる?興奮してる?
真澄先生の瞳が、いい加減な答えを許さない。だから、みんな必死で考える。
(このワークショップは先生も生徒も英語のみです。)

その経験が、このタイプCの絵本の読み方に繋がっています。
__________________________

さて、今年のクリスマスに読もうと思って選んだ絵本の中に、
サンタやプレゼントは愚か、クリスマスの「ク」の字も出てこない、季節が冬ですらないものが、数冊あります。
それらは、シェアリングや、戦争の悲しさや平和への希望について描かれた絵本。
● Four Feet, Two Sandals
● A Child's Garden
です。
● A New Coat for Anna
● The Best Christmas Present in the World
● The Year of the Perfect Christmas Tree
これらは「クリスマス」が出てくる絵本ですが、やはり戦争と話が絡んでいます。
● Great Joy
これは、一人の小さな女の子の、優しい心と小さな幸せを描いた絵本。

正直、普通に読み聞かせするには、かなり難しいもの、長いものもあります。
そこを噛み砕いて、子ども達に伝えるのが私の仕事。
このクリスマスの時期にこそ、そういったテーマのことをゆっくり話したいと思うのです。
「モノがなくって、店が一軒も開いていない町中ってどんなの?」
「靴を2年も履いていないって、どんなの?」
「雪ふる街角で夜を明かす。想像できる?」
「"Great joy!"の科白がどうしても言えなかった女の子の気持ち、みんなに伝わった?」
「周りは瓦礫だらけ。何の希望もない。ただの雑草に希望を託すって、どんな状況だろう。」
そんな風に。そして、「世界平和」までを考えなくとも、自分の身近にいる人に「シェア」をすることからはじめてみる―
そうなったらいいなと思って。

子ども達、いろんなことを考えてくれるといいな。
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category: お教室日記

tb: --   cm: 3

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