子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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パピーは発表ができなかった 

 

発表会で、唯一絵本の暗誦発表を棄権した子がいました。
パピーです。
そのことについて、英語講師ではなく母の立場から書かせていただくことをお許しください。

発表会に限らず、彼は人前で英語の本を読むことを極端に嫌います。
幼稚園のお遊戯会では人並みに声を出し、ちゃんと演技できていたので、英語の本に関しては「声が出るくせに、やろうとしない。なんかのポーズ?」と思っていました。
前日、何回か練習をして
「わかった?ちゃんと、やるのよ、ちゃんと。できるね?恥ずかしいとか言ったらだめよ。」
としつこく念を押しました。

でも、やっぱり駄目だったのです。
その時が来て、みんなの前に立ち、急に心を閉ざしてしまいました。硬く、てこでも動かないぞという表情をしていた。
「パピーくん、がんばって。」とお母さん方が温かい拍手をして、パピーを迎えようとしてくれました。でも・・・。

これが我が子でなければ、「発表することは、決して大切なことじゃない。あなた自身が絵本を好きでいてくれるのなら、それで十分」と見守ることができたと思うのです。
でも、パピーがほかの子と同じように、やるべきことをやらないのは、そのときの私にとって進行の妨げでしかありませんでした。
皆の前で叱る気もせず、それ以上応援する気もせず、無視して会を進めました。
正直、呆れ果てたのです。

家へ帰ってから、もう発表のことは言わないでおこうと思っていました。
ところが上機嫌で、発表しそこなった絵本を読んだり、歌ったり踊ったりしているパピーを見て、段々と腹が立ってきました。
「パピー、ちょっとママの話を聞きなさい。」
そして、神妙な顔をして座ったパピーに、「英語のことを恥ずかしい、ということが恥ずかしい」「今日は最高に格好悪かった」「もう今年の発表会は取り返しがつかないよ」と説教をし、最後に
You ruined Christmas! (あなたはクリスマスを台無しにした!) 
と、冷たく言いました。
パピーは大泣きしました。「わかったね」と、よしよしをしたけれど、先のことはわかんないな、すぐ忘れるもんなーと思っていました。

翌日、親子で図書館の読み聞かせの会に行き、こんな本を読んでもらいました。
くまのこうちょうせんせい


小さな声しかだせないひつじ君に、大きな声で「おはよう!」と声をかけるくまの校長先生。ある日、校長先生は小さな声しか出せなくなってしまう――。出来ない子に「がんばれ!」と言うことだけが応援じゃない。寄り添ってみることも大切なこと…そう気づかせてくれる絵本でした。
ああ、私は、「どうしてもできない」パピーの心に、寄り添うどころか「頑張れ」を言うことも忘れ、ムチを振ったり飴を出したりして、何が何でもやらせようとしていた・・・。
私って、本当にひどいお母さんだったかも。私の膝の上に乗って絵本に見入っているパピーは、ただ「この本すき!」とにこにこしていました。

2日後、不定期クラスが開催されました。いつもは、レッスンに集中できるようパピーをよそに預けるのですが、この日パピーはレッスンに同席しました。今度は読めるだろうか?

このクラスは3ヶ月ぶりだったので、皆の発表を聞く私も新鮮でした。
一人、この日が初めてのレッスンの女の子がいました。ちょっと不安そうな目をしていたけれど、他の子の発表を聞いて「よし、私も!」と思ったのか、堂々とはっきりみんなの前で暗誦し、終わった直後飛び切りの笑顔を見せてくれました。私もほっ。

そしてパピー。持ってきたのは、発表会で読みそこなった絵本です。
やはり最初は硬い表情をしていたけれど、少しずつ声が出始め、何とか1冊読み終えました。
パピーを励ますためでしょう。他のお母さん方がオーバーに褒め、拍手をして下さいました。ありがたかった。

この先も、パピーの発表はどうなるか、分かりません。
でもパピーの成長より、私が先に成長しなくては。頑張ります!
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category: 息子のこと(英語編)

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