子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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英語のお国訛りの話 

 

英語には国や地方によって、いろいろな訛りがあるのはどなたもご承知のことと思います。
そして、子どもには標準語を聞かせたい、訛りの強い英語を聞かせると、子どもの発音が混乱する。
と思われる方もきっといらっしゃるでしょう。
でも標準語ってどれなんでしょう?ひとつの言葉を標準と思ってしまうと、他の言葉を亜流だと思ってしまう。それは間違いです。
英語と米語では同じ単語でも意味が違うことだってあります。例えばアメリカ人はupsetを「腹が立ってムカムカ」というときに使っているようですが、イギリス英語のORTではどうやらupsetはがっくりと気落ちしているときに使われているようです。なーんとなく、ニュアンスが違う。
混乱するでしょうか?
でも、そんな混乱、子供の頭の中には山ほどあると思います。使い方が分からなくて混乱しても、いつか自分の力で整理することでしょう。どちらの意味も、間違いではない。だから、どっちも与えてあげたいと思います。

子どもに、アメリカァ~ンな発音をしてほしい、と思うあまり、なるべくイギリス英語と混ぜて聞かせないほうがいいですよね、と言われる方。(もしくはその逆。)私は、子どもの口からどんな発音が出てくるか、より、どんな発音でも聞き分けられる耳を育てるほうが先じゃないかな、と思うのです。

国連の会議をちらっと見ても、みんな大使たちはそれぞれのお国訛りで発言をしています。なかなか興味深い。

アメリカにいるとき、コミュニティカレッジで週に2度のELTの英語レッスンを受けていました。
そのクラスは生徒20人で、15カ国以上の人が集まっていました。最初に親しくなったのはウクライナの女性(“I’m from Ukraine”が全然聞き取れなかった。)、中南米、中近東などそれまでニュースでしか知らなかった国々、ドイツやフランスに加え、東部の小さなヨーロッパの国々、それから、中国、韓国、東南アジア諸国、そして日本(私一人)のアジア勢。
まさに、It’s a small worldでした。お国訛りも強いけど、自己主張もみんなしっかり。愉快な人ばかりで、とっても楽しかった。英語は、ただのコミュニケーションの道具。これを、身を持って感じた時でした。

さて私は、どちらかというとアメリカ英語の発音をします。
会社勤めの頃、英語を話す相手のほとんどがイギリス人とスウェーデン人でした。
「キミはアメリカの発音だね」
と言われ褒められたと思い、照れていた。それは、私のただの勘違いだったことにまもなく気づきました。
別のイギリス人に
“Your English has been polluted by American accent・・・”
ジョーク交じりに、言われました。
Polluted?
・・・[形]汚染された・・・。

うわあ~。
これが、イギリス人の、正統派(と自分たちが思っている)英語に対するプライドなんだ!

あるとき、ハーブティーのherbを私が「アーブ」と発音しました。
そこを、イギリス人がすかさずツッコむ。
「・・・キミ、今、あーぶ、と言いましたね・・・」
「・・・え、ええ・・・。アメリカのホストファミリーにそう習いまして・・・」
苦笑いをしながら首を振る。
「アメリカ人ってのは、本当に英語を知らないねえ・・・ふっ」
(イギリス人はHをはっきり発音することが多く、ハーブ、と言うらしいです)

彼らを観光に連れ出したとき、車の中で“Winnie the Pooh”の朗読CDが流れていました。
また、苦笑いをしながらツッコんできた。
「いやはや、クリストファーロビン(くまのプーさんに出てくる男の子)はイギリス人のはずだったが・・・」
もーっ、だってこれ、ディズニー映画のなんだもーん!

今では、イギリス人の仲のいい友達も出来、イギリス英語にもイギリス人気質にも少し慣れました。彼らが典型的なイギリス人なのかどうかは知らないけれど、とても心優しい友人たちです。
スウェーデン人の友人は、英語が母国語ではない分、英語の使い方も柔らかです。

私が英語の発音に憧れた原点を、クリスマスのときに思い出しました。このCDを聴いて。
それは、小さい頃によく、母の影響で聴かされていたカーペンターズ。
カレン・カーペンターの澄んだ声が、子ども心にも染み渡りました。それがアメリカ英語だった。
きれいな声だなあ・・・。
これって英語なんだ・・・。
こんな英語を私も話せるかなあ・・・。そんな漠然とした夢があったのです。
カレン・カーペンターにpolluteされたのなら、本望だわっ。

まあ、私の英語訛りの話は置いといて。
私が言いたいのは、「どんな英語でも聞かせてあげてくださいね」ということです。
そして勿論、そこには「ママ英語」も含まれるわけです。

随分前に、ある英語教材会社の宣伝文句で「ネイティブでない親の読み聞かせは百害あって一利なし―その理由は、この先生の話を聞いて頂ければわかります」という言葉に出くわしました。
本当に腹が立ちました。
その「先生」がどんなスバラシイことを言ってたのか知らないけれど。
「私の発音でもいいかなあ・・」とちょっと思いながらも子供と絵本を開くのを楽しんでおられるお母さんたちを、きっと「ええ?やっぱり駄目だったの?」と驚かせ、不安にさせたことでしょう。
もー許せない、そういうこと、言うなんてー。
読み聞かせは、学習とは違う。百害って何?一利も無いって、そんなことあり得ないでしょ?
と、ぷんぷん怒っていました。

だいたい、子どもって、親の発音だけを受け継ぐほど、ヤワじゃない。英語のたった一つの教材に発音を決められてしまうほど、ヤワじゃない。
英語の世界は、とてもとても広いのです。
AUTHOR: ODA EMAIL: YHW00572@nifty.com URL: IP: 220.145.186.208 DATE: 02/09/2007 22:38:41 失礼ながら、やっぱり2月2日の分は、ものすごーく苦労してお書きになったんですね。 読んでまず、「はは~ん、先生、随分頑張って書いたのでは?」と思ったのですよ、実は。 内容については、以前お会いした時に聞いたことでもあったので、「まったくもってその通り。私も何何英語とかこだわらずどんどん本を読んであげないとな~」と、頭ではすぐに理解したのですが...。 先生の書き方が悪いとかそういうんじゃないですよ、でも私にはマサミさんの書き込みが 『腑に落ちた』 のです。 同じことを表現するのでも、人により時により微妙に違うものです。 どうしたら相手に伝わるか、どう言われたら自分が理解し易いのか、(発音を含めて)表現の引き出しは多ければ多いに越したことはありませんもんね。 今まで言われるままに本読みしてましたが、体で理解したと言うかなんと言うか、とても納得できたので、自信をもって続けていけそうな気がします。 既に次のブログがアップされてますが、考えがまとまったので書き込んでみました。 読み聞かせ継続決意表明として記録させてください。(笑)
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

★えすてるさん、こんにちは。これから宜しくお付き合いくださいね。
HPご覧頂いてありがとうございました。
> いろんな人がしゃべるいろんな言葉が、かえって言葉の豊かさにふれ、言葉を話す人の豊かさにふれるすてきなチャンスになっているんじゃないかなと思います。人の言葉は、同じ言語でも一人一人みんな微妙に違って、その人の人生の中で紡ぎ出されてきたものじゃないかなという気がします。
私が言葉足らずで「何でも聞かせてしまっていいんちゃうん!」みたいな、乱暴な言い方になっていたところ(上手く文章で表現できなくて、ちょっとイライラしていました)を、すごく的確に、そして大切に書いて下さいました。
そうなの!私が言いたいのは、こういうことだったの!(いや、そこまで考えてたかな)と嬉しくなってしまいました。
「言葉の豊かさ」というえすてるさんの言葉が、心にしみました。私たちは、英語という学習科目を教えるのではなく、英語を通じて触れる広い世界を子どもたちに伝えたい、と思います。
それにしても、イギリス人とアメリカ人の会話に通訳??この話は、一人で大笑い。すぐに、隣にいた夫に言いました。可笑しな話を聞くと、誰かに聞いて欲しくなるもんじゃございませんか?
ちなみに私は関西の影響を多分に受けた放浪民族(転勤族とも言う)。日本語のアクセントはマルチリンガルなんです。なんて自慢にもならない…。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2007/02/06 23:26 | edit

★ODAさん、こんにちは。
> 「th」音のサシスセソだろうが、NAGOYAnglishだろうが、
そう!構わないんですよー。
私は、自分の音読練習に息子に付き合ってもらってる、ぐらいの気持ちです。完璧に英語を話して、それを教えようなんて思っていたら何年経っても子どもに英語を教えることはできないですから。子どもと一緒に学んでいこう、で良いと思いますよー。
ところでナゴヤングリッシュという言葉には、笑えました。
でも英語で東京人はTokyoiteですよね。名古屋人はNagoyan, 大阪人はOsakanと綴るのかなあ。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2007/02/06 22:55 | edit

★petitさん、こんにちは。
> 私も英会話を始めた頃、どの英語がいいの?と思っていました。
そう、こういう疑問は確かに誰でも持つものだと思います。
だけど、「いい」「正しい」という決め方をすると、他が「駄目」「間違っている」という結論になってしまうことの怖さを、少しずつ感じるようになりました。
> 聞き分けが出来ると、朗読を聴いたり本を読んだりするときに、違う楽しみがあっていいなあ?とは思いますが。
私も、今となっては、色んな英語を聞くことは一つの楽しみ、だと思います。
そして、好みがあるのも、OKだと思います。耳に響くものだから、それは好き好きあるだろうし、この俳優さんの話し方が好きっ♪とか憧れる♪、というのも楽しいですもんね。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2007/02/06 22:03 | edit

こんばんは♪ はじめまして、えすてると申します。
ブログもギャラリーもとってもすてきですね~、大ファンになってしまいました。家にも年中の子ども(娘ですが)がいるのですが、近くだったらぜひ教室に通わせてもらうのになあと思いながら読ませてもらいました。(でもきっと片道3時間くらいかかりますね…私、長野なんです。)
イギリス英語とアメリカ英語のこと、興味深く読ませてもらいました。どっちも与えてあげたいっていうことろ、本当に共感しました。
私たちの日本語だって、人によって口調や方言、スピード、使う語彙などは本当に人それぞれだし、その中で育ってきて特に不自由はなく、身につけてきていますよね。いろんな人がしゃべるいろんな言葉が、かえって言葉の豊かさにふれ、言葉を話す人の豊かさにふれるすてきなチャンスになっているんじゃないかなと思います。人の言葉は、同じ言語でも一人一人みんな微妙に違って、その人の人生の中で紡ぎ出されてきたものじゃないかなという気がします。だから、どれが正しいとか正しくないとか、良い悪いなんて言えないですよね。(まあもちろん、聞くに堪えない言葉は別ですが…。
だから、英語においても、いろんな発音やいろんな英語にふれることは悪いことじゃないと思います。子どもたちは一時的に「あれっ?」と思うことはあるかもしれないけど、ちゃんと整理していけるんじゃないかな。そしてきっといろんな国のいろんな英語にふれた方が、耳も育つし、整理するチャンスも持てるし、発見もあるだろうし、面白さも感じられるだろうし、世界も広がると思います。
そういえば、以前イギリス人の知り合いが、「日本に来てアメリカ人と友達になったら、最初は何を言っているか分からなくてオーストラリア人やカナダ人に通訳してもらった。あれは英語ではなかった!」と言っていました。かなり冗談好きな人なので、話半分に聞くとしても、面白いなあと思いました。やっぱりイギリス人はイギリス英語にプライドを持っているなと思うことは時々ありますね~。 では、またお邪魔させてくださいね。

えすてる #79D/WHSg | URL | 2007/02/06 09:08 | edit

>『何で日本のママたちは英語英語、って言うのに
>一緒に歌を歌ってあげないの?絵本を読んであげないの?』
うわわわー!
ガツンと来ました!
「th」音のサシスセソだろうが、NAGOYAnglishだろうが、
本読みを続けようと思いました!
マサミさん、素晴らしい書き込みどうもありがとうございます。

ODA #79D/WHSg | URL | 2007/02/05 22:36 | edit

今日は、立春を過ぎた今週は春らしい気温のようです。
ところで、由里子さんとmasamiさんのコメントにう^^ん。私の英語の先生は日本語を話します。多分英語なまりの。聞きづらいこともありますが、私の英語に比べればかなりのもの。コミュニケーションを取ろうと必死に話してくれます。それに対して感謝こそすれ、けなしたり、からかうなど考えたことはありません
欧米人は自国に対して誇りを持っている人が多いからか完璧でないと!と思うのでしょうか。
私も英会話を始めた頃、どの英語がいいの?と思っていました。
(ただ、講師がUK出身の先生が多かったので、アメリカ英語が聞きにくかったけれど)
母国語でない方のものがわかるときもあり、いろいろだな?と思っています。
今は、大きめの声ではっきり発音してくれれば。(まだまだ初心者ですね)
ただ聞き分けが出来ると、朗読を聴いたり本を読んだりするときに、違う楽しみがあっていいなあ?とは思いますが。(こういう話は長くなるので、機会があったらお話したいですね)では。

petit #79D/WHSg | URL | 2007/02/05 16:07 | edit

発音の話の続き
長くなりそうなので、分けて書き込みますね。
で、私は自分の活動しているグループで様々なことを学びました。先出の担当者のアメリカ人ママは私をこのグループに入れてくれた人です。私は英語が得意でもなくたいした経歴もありませんが、彼女は私に『世界は変わっていってるの、大丈夫』と言って快く受け入れてくれました。
活動の中で色々な外国人ママたちに出会いました。そして彼女たちの努力を間近で見てきました。夫婦とも外国人の場合でもみんな地元の保育園や幼稚園に入れて、幼稚園の先生に絵本を貸してもらい、日本語のお歌のCDを一生懸命練習し、ママ友とランチに行き、週末はグループで英語と、必死に子供の環境をよくしよう、日本語も頑張ろうとしていました。
日本語で絶えず語りかけていました。それを見て、『頑張っている』と思う人はいても、『訛りのある日本語、完璧でない日本語』を笑う人など当然居ないのです。
そんなママたちから良く聞かれたのは『何で日本のママたちは英語英語、って言うのに一緒に歌を歌ってあげないの?絵本を読んであげないの?』そして理由がまた不思議だったようです。『私の発音じゃダメでしょう?ってママたちは言うの』外国人ママたちにはそれが理由であるのが理解できないようですね。
ここから学べることは二つあると思います。一つは『ママが子供にしてあげらる事はやってあげよう』何にも代えがたいギフトなのです。そしてどの国に行こうとも積極的にその国を受け入れれば、地元になじみ、うまくやっていけるということ。
子供の発音を気にするあまり、日本人である自負を失わせることになってはいけないと私は思います。自信をもって世界に羽ばたける子供たちを育てるには、まずはママが自信をもって英語に接することなのだと、活動を通じて学びました。
とそんなお話でした!長々とすみません
マサミ

masami #79D/WHSg | URL | 2007/02/05 11:07 | edit

発音のお話
とっても共感できる話でした。実は昨日の夜、『う~ん』となってしまう事がありまして、この話と密着しているので、書き込んでみようと思いました。
私は外国人と共にバイリンガルの子供たちのサークルの活動を始めて6年になります。昨日の晩、カナダ人のお母さんからの問い合わせがあり、話をしているうちに、『!!!』なってしまいました。その方曰く、『ネイティブの訛りのない、純粋な英語を子供に聞かせなくてはいけないから、日本人には私の子供に英語で話しかけてもらっては困る』というのです。
残念ながら私たちのグループは国籍も多様で、ネイティブといっても北米とは限りません。きっと彼女の希望する物ではないと思い、いったんは電話を切りましたが、グループの担当者にその旨を伝え、彼女と話をしてもらいました。
15分くらいで電話がなり、担当者のアメリカ人ママは興奮冷めやらぬ状態で『いったい、なんなのあの人は!いつの時代の人よ!』『カナダに帰ったらいいわ!』と続きます。私は苦笑しながら『カナダも今はアジア人多いけどね~』と突っ込みを入れると彼女は『そうよ、バンクーバーなんて半分がアジア人じゃない!』と怒り心頭のご様子。
ここまで書くと『やっぱり発音は・・・』となると思いますが、そういうことではなくて、確かにそんな人も居ますが、彼女は明らかに白人優位主義で日本人を蔑視しています。そんな人の言うことを聞く必要は無いのです。

masami #79D/WHSg | URL | 2007/02/05 10:38 | edit

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