子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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インプット、アウトプット 

 

私も以前は使っていました。
子どもの英語のインプット、アウトプット、という言葉。
今は、使わないようにしています。
だって、子どもの頭はデータベースではないのですから。
データベースに残したデータは消えない。確実に残る。でも勝手に膨らんだりもしない。
トラブルがあったら一瞬のうちに、消えてしまう。
こどもの吸収の仕方とは全然違うと思います。

電通大の酒井邦秀先生が使われた「言葉を注ぐ」「満たしてあげる」という表現が好きです。
毎日、いとおしむように花に水をやる。
そんな気持ちで、子どもに英語という言葉の水を注いであげるのです。

まあ、言葉のあやなのかもしれないけれど、「インプットする」を「優しく注ぐ」に換えると、こちらの気持ちが随分変わります。
「注ぐ」のにふさわしいものを見極める目も育ちます。
子どもが勝手に飛びついていくキャラクターものや、ほおっておけば勝手に見てくれる映像教材には興味がなくなります。
豊かな言葉を擁した絵本、心癒してくれる美術に溢れた絵本、子どもを笑顔にさせたり、ワクワクさせたりする絵本―そういうのを選ぼうとします。
絵本を選ぶ過程で、子どものことがわかってくる―そういう大きなオマケもあるのです。

私のお教室では、「好きなものを好きなとき好きなだけ絵本を買って下さい。」とお願いしています。
それをすることで、英語と子どもさんの関わりをとても良く見てくださっている、といつも感謝しています。

さて、ここ数日、パピーはCorduroy (Picture Puffins)
(邦題・「くまのコールテン」)がお気に入りです。絵本の古典ですね。登場人物がコートを着ているので、ちょっと時期ハズレですが。
ぱっと見、古臭いイラストなのだけど、この本は、本当にドラマだなと思います。ページごとにどんどん展開して、盛り上がっていきます。
デパートのおもちゃ売り場に、なかなか売れないで残っているクマのぬいぐるみCorduroy。ボタンも取れちゃっていつの間にか古ぼけてしまいました。
ある日、小さな女の子がCorduroyのbright eyesに魅せられます。それでも買わずに帰ってしまう。
それからCorduroyがデパートのエスカレーターに勝手に乗っていったり、家具売り場のベッドにもぐりこんでいると、警備員さんにはみ出した耳が見つかってしまったり―そんな場面で、パピーの目がどんどん輝いてきます。
家具売り場に来ちゃったCorduroyは must be a palace!と思いますが、パピーは「Restaurant!」と言って譲りません。
私「レストランに、こんなにたくさんのベッドがあるぅ?(ずらーーーっと並んでいます)」
パ「でもテーブルとかランプがこんなにいっぱいあるよ。お花も飾ってある。」
私「レストランにソファはないよ。キャバクラじゃないんだから。」
パ「きゃらくらってなに」
私「お酒しかでてこないレストラン。」

そんなたわいもない(?)会話が生まれる、絵本読みの時間です。
でも、普通にCorduroyの英文を理解しているパピー。
ネイティブばりの発音で自己紹介したりはしないけれど、それなりに英語の言葉は積もってきているのだろうと、私は思っているのです。

そしていつか溢れ出します。
子どもが英語で自分の思いを表現しようとする、それを、私は「アウトプット」とは呼びたくない。
なかなか溢れ出さなかったら「うちの子の甕はよほど大きいんだなあ」とよろこべばいい。
(ただ。パピーの甕の底に大きな穴が開いている・・・?と感じることはある。
が、それはおいといて)

私も、パピーにとっては理不尽な理由で叱りつけたり、ぎゃんぎゃんどなったりする、決して褒められた母親ではありません。
いつもいつも包み込むようなあったかい母親なんてやってらんない!
でもこの時間だけは「世界一やさしーいパピーだけのママ」になれる。
だから、私にとってとても大切な時間。
それを「インプット」とは呼べないのです。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 06/28/2007 00:17:11 ★kaoruさん、こんにちは! フランチャイズのお教室をされているお立場、よくわかります。 私も契約講師をしていたときは、きちんと組まれたシラバスに沿って、決められた教材、タイムスケジュールをこなしていました。小学生のうちにきちんとこなせば、中学校の英語は困らない内容だったと思います。 でも、マニュアル通りについてくる子はどれほどいたでしょう。マニュアルどおりに進まない、と焦り、進めようとしたことで、子供たちも自分をも追い込んでいたと思います。 ところが、多読指導を通して子供たちの成長を見ている内に、マニュアル通りにいかないことは、実は決して悪いことではないのだと気づきました。 > ダイアログの練習。会話になってないというか > ただ言わされているだけ、自分の言葉として使えていない。 そう、自分の言葉にしないと意味がないですよね。 たとえビジネストークでも、まるきり心の入らない会話なんて成り立たないはずです。道案内一つでもそうなんだって、最近気づきました。 少し前、例の英会話スクールのCMで、英語が分からないから助けてあげられない、なんていうのがあったけど…。言葉云々より、まずはジャングルジム(?)をどかしてあげる。それが当たり前じゃないのかなあ。NO●Aでは、そんな常識を教えてくれるのかしら? > 絵本のいいところは > 誰からも指示されない、自分のペースで > 好きなだけ読んでいいところかな? ええ、皆それぞれ。 だから伸び方もそれぞれだけど、その成長をじっくり温かく見守ることのできる指導者でありたいと思います。 急がば回れ。 結果は、必ずあとから着いて来る、と信じています。 kaoruさんと私では、いろんな意味で立場も条件も違うけれど、与えられた条件の中で私たちに出来うることを常に捜し求めていきたいですよね。 それぞれの立場でお互い頑張りましょう! 真摯なコメント、とても嬉しく、励まされました。 ありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いします!
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category: 英語講師として思うこと

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