子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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ごめんね、パピー 

 

地味な希望なのですが、パピーには、一定の時間は集中して学習の出来る子、そして読み書き計算のきちんとできる子、になって欲しい、と思っています。
そんなこと、就学前から考えるの?と思われるかもしれません。
でも英語では「押し付けずに自然に」ばかり言っている私も、半面「やるべきことはきちんとやる。それは当たり前なのだ」と、パピーに思って欲しかったのです。
勉強に限らず、です。

そういう理由から気になり始めたのが、あの、膨大な宿題の出されるプリント学習教室。
早期教育が目的ではありません。
例えば朝。
起こされたら(自分で起きるのが理想ですが)言われなくても、カーテンを開け、ベッドをきれいにし、顔や手を洗って着替えをして、キッチンに顔を出す。幼稚園のお支度をする。
それだけのことをさせるのに、随分の時間がかかったけど、何とかできるようになった。
そこに、15分のプリント学習を組み入れる。
そうして、プリント学習を習慣化すれば、目先の楽しそうな教材にその都度飛びつくより、毎日の積み重ねはきっと将来大きな力になるだろう、と考えたのです。

年少の頃、本屋さんで見かけたドリルをやりたい、と言い出しました。
遊び感覚で、好きなときに好きなだけやりました。わからなくなったら、そのページでドリルはおしまいでした。遊びでやっているので、「つまらん。」と言われれば、それ以上強制することはできませんでした。
文字、数字、運筆練習、それから英語圏ネイティブの子供用ワークなど、10冊ぐらいやったでしょうか。
飽きたらやめるのだから、まったく習慣化しません。
これらのドリルが無駄だとは思いませんが、
「やるべきことはきちんと」
を教えるのに、遊んでいるだけじゃ意味がない、と思いました。

そして年中の6月、KU○○Nをスタート。
勧められるがまま、国語と算数の2教科をとり、各教科、表裏のある10枚ずつのプリントを、毎日欠かさずやり始めました。
最初は機嫌よくやっていたパピーも、夏頃にはスピードダウン。
「一日10分、2教科なので20分間、集中してやりあげる。あとは遊んで良し!」
そんな風に思い描いていたのが、とても出来なくなりました。20枚のプリントをこなすのに、1時間も2時間もかかるようになってしまったのです。
やがてプリントは半分に減らされました。それでもかかる時間は変わらない…

1時間以上も掛けていたことは、先生には内緒です。
というのは、「だらだらやってもいけないので、15分ほどの時間が来たら枚数に限らずけりをつけてください。」と指導されていたから。
でも、15分ではエンジンすらかかっていない。そこで切り上げるなんて私には出来なかった。
そして、出来る限りの枚数をこなして、どんどん先に進みたい…、私にそういう欲が生まれてしまったのです。
取組んでいるのはパピーで、私ではないのにね。

そう、「欲」という落とし穴に嵌ったのは、私でした。
教室には、優秀なお子さんがたくさんいたのです。
年中にして既に割り算の筆算が出来る子までいました。そういう子は、なんだかの式典で表彰されちゃったりします。
さすがに、パピーはそういう子ではないことにすぐ気がついたけれど、先生が
「大丈夫、パピーくんもきっと優秀なお子さんになりますよ!」
と煽る。1年生で掛け算が出来たら、2年生で割り算をマスターしていたら、ガッコウはどんなにラクかしら。そんなことを想像します。(早期教育が目的ではなかったはずなのに!)
また、年中、年長というのに、モクモクと机に向かって勉強できる集中力を持つお子さんが目の前にいる。
そう、私はこうなって欲しいのよ!なのにパピーはいつまで経っても…。
私が毎日のように叱るので、パピーはすぐに「シューチュー」という言葉を覚えました。

その頃、酒井先生に会いました。酒井先生の大好きなパピーは「ボクねー、KU○○Nにいってるから、たしざんができるんだよ!」と余計な自慢をしました。
途端に先生の顔が曇り、「あんな反復練習を疑問も持たせずにさせていると、自分自身のためでなく親のために勉強する子になってしまうよ。気をつけなさい」と言われました。
その言葉は心の中に引っかかっていたけれど、暴走を始めていた私は、教室をやめさせることは出来ませんでした。

相変わらず集中力のないパピー。
特に教室にいる間は、次から次へ教室に入ってくるお友達が気になったりして、入り口をちらちら見てばかり。手は止まっている。
後ろで待っている私はイライライライライライライライラ!
「集中して出来ないなら、ママはもう帰るからね!」
と、背中をぱしっと叩いて教室から出て行きました。「ママが…ボクをおいてった…」半泣きのパピー。
私が出て行った後は、教室のブラインドの隙間から、駐車場に私の車がまだあるかを必死で探していたそうです。(で、また集中できない)

帰りの車の中で
「ボクはね、ほんとはシューチューしたいんだよ。
でも、どうしてシューチューできないんだろうね・・・
ママ、ごめんね…ひっく。」
と言ってぽろぽろ泣き出しました。
なんてかわいそうなことをしちゃったんだろう!
なんだか私も泣けてきました。
私たち2人は一体何をやっているのでしょう。
このままだと、本当に、「ママのために」勉強する子になっちゃう!酒井先生の言葉が蘇ってきました。

一度頭を整理することにしました。
きちんとした読み書きの力をつけて欲しいと思って始めた国語は、やめました。
今まで何度かここに書いた国語の話(むかしばなしプリントの話一休さんなど)は、このお教室がきっかけでした。彼の国語の世界を開く、いい機会だったと思います。
でも、国語だって英語と同じ。私は、言葉は生き物であり、楽しく、自由なもの、と思っている。それを反復練習で身につけさせるのは、嫌だなと思いました。
パピーの突拍子もない答えに「この発想はステキね~」と優しく微笑んでくれる先生でしたが、この先、学校のテスト向けの答えを書かないと×をされる…そういう日も近いでしょう。テスト向けの答えが書ける子になって欲しいとは、サラサラ思いません。
国語は好きだったパピーだけど、「プリントやめて、その分ママと日本語の本読もっか」と言ったら、「うん、毎日ね!」と嬉しそうに言いました。

算数はここでやめちゃうと、嫌な思い出と苦手意識ばかりが残りそうでした。
それに算数は、決められた答えを出す。それでいいのだから、反復練習は避けられない。逃げないほうがいいのかもしれない。
先生に相談して、ばかみたいに簡単なプリントまで立ち戻り1日1枚やるところから、再スタートしました。
気がつくと、単純な足し算のプリントをもう1000枚ぐらいやってきています。
たったこれだけの足し算をマスターするのに、これは尋常なやり方だったのかしら?と正直思います。6歳まで待てば、もっとラクに習得できたでしょう。
「1000枚やって、この程度なのよ。」同じ教室に通わせるお母さんに思わず苦笑い。
3人のお子さんをその教室に通わせ、何度も悩みながら頑張って続けさせてきた彼女。
「パピー君のその1000枚、絶対に無駄にはならないわよ。」と強く言ってくれました。
なんだか救われた気持ちになりました。ありがとう。

スタートして1年。
やっと、毎朝自分からプリントを取り出し、シューチューして(笑)10枚に取組むことができるようになりました。
親ばかだけれども、その真剣な顔はとってもいいな、と思います。
15分でやりあげたら、パパと3人で朝ごはんです。

がんばれ、パピー。
未熟な母も、日々学習しています。
AUTHOR: ODA EMAIL: YHW00572@nifty.com URL: IP: 220.145.187.65 DATE: 07/30/2007 18:07:11 ゆりこさん、別にみっともないことはないですよ~。 でも、もし、何か悩んでて、意見を募るつもりで色々お書きになったのなら、こんな奴も居るぞということでひとつお読みくださいませ。 パピ君は毎晩絵本を読んでるんですよね? それだけでも充分立派に習慣付け成功!ですよ~。(^ー^) そう欲張ってはいかんですよ。 私はダメ母ちゃんで、な~んも熱心なことはありません。 ただ、坊が興味を持った時に適切な道具と材料を与えられればいいな~(後は自分でやっとくれ)と思っているので、ちょっとだけ予習をしている感じです。 私も算数は苦手です。 でもそれをなるべく表に出さないようにしてます。 勘付かれて、坊も算数嫌いになるといけないから。(^_^;
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category: 息子のこと(iroiro)

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コメント

 

★マサミさん、こんにちは!
> 由里子さんの苦悩、どのお母さんでも通っていくんでしょうね。
そ、そうなのでしょうか。
欲に駆られたり、よそのお子さんと較べたり。私はちょっとひどい例だったと思います。
その酷さに、早く気づいたのが不幸中の幸いかな。
3年生の算数のお話は、まさに「へえ~へえ~へえ~」でした。
確かに、「国語力がすべての教科においてモノを言う」というのは、よく聞かれること。
でも、その国語力っていうのは、国語の問題を繰り返し解くことで伸びるもんじゃない、と、今の私は思っています。
(一つの方法かもしれないけれど、決して楽しい方法ではないですよね)
マサミさん親子の読書量は知っています。
マサミさんちのKちゃんの文章力も。
国語の力=言葉を使う能力ってこんなに自然に、健やかに育まれるものなんだなあ、と眩しい思いさえしました。
英語も日本語(国語)も一緒、ですよね。
自由に、健やかに伸ばしてあげたい!

由里子 #79D/WHSg | URL | 2007/07/23 21:46 | edit

★kaoruさん、こんにちは。
コメントいただいていたのに、お返事が遅くなってごめんなさい。
今回の記事では、かなりみっともない部分をお見せしてしまいました。
身近、と言われて、ちょっとほっとしました。
kaoruさんのところの上のおねえちゃんと、下の妹さん。
そんなに違うのですね。コツコツタイプのお姉ちゃん、さすがですね。えらいなあ~。(私は長女なのに、こういう性格じゃないのはどうしてだろう?)
あのお教室が良いか悪いかは、一概に言えません。ただここで習得するものは、読み書き計算だけではないということ。いえ、失うものもあるかもしれません。
親もいろいろ学びました。
> 努力してくれている姿に涙しちゃいます。
> 子どもと成長しながら子育て頑張らなきゃ。
ええ、一緒に頑張りましょ!

由里子 #79D/WHSg | URL | 2007/07/23 14:47 | edit

で、算数の掛け算、割り算にいたっては、今の教科書はプロセス重視なのでなかなか面白いです。『問題を作りなさい』というのも多くて、
例えば
イチゴが30個あります。
子供が6人居ます。
割り算と掛け算を使って問題を作りなさい。
フツー大人は30÷6=5
で一人イチゴ5個
ですよね?
でもそうじゃないの。というかそう考えなくてもいいの。
掛け算と割り算の理屈が理解できているかであって、計算ができるかではないから、
パピー君が
僕はイチゴが好きだから10個ね。
後は5人居るから残りの20個は5人で分けてもらう。
だから5×4+10=30
で全員イチゴがもらえたね、よかった、よかった。
でいいのよ!
要するに、問題を作る立場に立つことで、問題の意図をきちんと読める子にさせようとしているわけ。そうすると、割り切れないものや端数の出てくるものでもちゃんと計算ができるということなんでしょうね。
私も『へ~、へ~、へ~』でした。
長くなったけど、小学校3年生の算数はこんな感じです。
でも反復練習は大事よ~。あぁ、それはいまだに苦手な娘・・・

マサミ #79D/WHSg | URL | 2007/07/22 11:40 | edit

由里子さん
お久しぶりです。夏休みに入りましたね!今年はアフリカをテーマにサークルのサマーパーティーはアフリカ人パーカッショニストとダンサーを呼んで、ダンスパーティーをします。また様子をお伝えしますね。
由里子さんの苦悩、どのお母さんでも通っていくんでしょうね。私の子供たちも好きなことしか集中しないし、娘にいたっては算数と漢字が相変わらず苦手・・・私もイライラして、去年の夏は、宿題すら一時間以上かかる娘に金切り声で怒鳴ってました。
でも三年生になって社会科と理科が入ってきたらずいぶん変わってきました。いつの間にか『デキル』グループに!およよ?
去年の担任の先生が(慰め交じりに)おっしゃってくださった事が私も少し見えてきたかな?『漢字、計算は小学校のウチに問題なくできるようになりますよ。でも文章を読み取る力がないと、全ての教科でつまづくから、これだけ文章力のあるKちゃんは大丈夫よ』って。
理科や社会が大好きなのも嬉しいのですが、不思議と算数も大丈夫になってきました。宿題の反復練習のおかげもあるけど、小学校中学年になると、算数も理屈が分からないと解けない問題が増えてくるから、そこかな?
あ、ごめん長くなりそうなので、1回切ります。

マサミ #79D/WHSg | URL | 2007/07/22 11:26 | edit

実は、今したの娘(年長)を通わせようか
悩んでいるところでした。上の娘は1年生ですが、今は自宅での学習です。それでも
私が本屋で買ってきた問題集をコツコツと
やっています。でも習慣とまではいってませんが・・・彼女はこのスタイルでの学習でうまくいくと思ってます。問題なのは下の娘、ワークを買ってあげても集中してできるのは5ページくらいまで。
コツコツタイプではないんですね。
だから習慣にさせるには、外で学習させなきゃいけないかなって思っています。
由里子さんのお話を聞いて、なんだか身近に感じました。皆悩みながら、地味な希望を子どもに持って頑張っているんですよね。また子どもも親の気持ちが分かるのか
努力してくれている姿に涙しちゃいます。
子どもと成長しながら子育て頑張らなきゃ。

kaoru #79D/WHSg | URL | 2007/07/19 15:31 | edit

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