子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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子供の絵本選びは、完全オーダーです 

 

はるかさんが、1歳半のお嬢さんが、長めの文章も楽しめるようになってきたので、CTPの3、もしくはORT、どちらがお勧めですか?とご質問をして下さいました。
ありがとうございます。
これをきっかけに、その子にあった絵本の選び方、を私なりに考えてみました。

ご自分の子供さんのための絵本は、ネット上の情報や、噂だけでは、選べません。皆さんが思っているより大変かもしれない。

最初に、ストーリーの完成度、文章量、一文の長さ。これらについて、その子がどの程度集中できるか、を見極めなければなりません。
日本語の絵本を目安にされたらいいと思います。私は、いつも、日本語の絵本と同じ程度のものを選んできました。「理解度」は気にする必要はありません。気に入ればOKです。
日本語の絵本なら、図書館でたくさん試せます。図書館で気に入った絵本が翻訳モノであれば、私は原書を取り寄せます。原書の方が翻訳よりもっとおもしろいかもしれない、といつも思うから。
年齢が上がってくると、母国語である日本語と段々差がでてくるかもしれません。その辺も微妙に調整が必要です。

1歳のお嬢さんに、CTPのレベル3はお勧めいたしません。特にMath や Social Studiesなどは、レベル2でも知的レベルが小学校低学年です。mathでは、足し算引き算や時間の概念、social studiesでは、自分が地球上の世界の中の、アジアの中の、日本の、愛知県に住んでいる、というような概念を持っていてこそ楽しめる内容。もしおとなしく聞いてくれたり、きれいに暗誦したとしても、それは「小学生の子が振り仮名のついた大学生の専門書が読めた。丸暗記できた」と同じこと。産まれて1年半しかたっていない世界観の子が、ふむふむと思ったり、感動したり、ということは考えにくい。
Fun&Fantasyシリーズなら、レベル3でももしかしてのめりこむかもしれません。でもその場合も、レベル2を飛ばす意味はないような気がします。レベル2は、マザーグースや有名な遊び歌、昔話がベースになっているものもあり、短いから無駄、というわけではないと思います。難易度がどうの、と言うより、レベル2にもおもしろい本、たくさんありますよ。飛ばすのはもったいない!レベル2なら、Fun&Fantasy, ScienceそれにMathのAをお勧めします。

ORTはシンプルでも、1冊で立派にストーリー展開ができている点で、お勧めです。
息子が2歳になる少し前、オチはさすがにわからないだろうと思って読んであげたStage 1+を、とても気に入って、最後のページでけらけら笑ったり、にやりとしていたのには、驚きました。
ちなみに5歳になった今も同じ本をStage 9と平行して楽しんでいます。フシギな本だなと思います。
これも、うちの子は長いお話も聞けるから、と、Stageの高いものを選ぶ必要はないと思います。
でも、キッパーにたいした反応を示さない子もいます。

先日お尋ねいただいた100Eは写真絵本ですが、内容がとても科学的なものもあるけれど、とにかくダイナミックな写真が子供の心をひきつけます。自然や人間の美しさ、文化なども映し出していて、子供にとって初めて見る世界がそこにあります。英語は、「うちの子、こんなシンプルな英語じゃ物足りないわ」というほどの文があるかと思えば、これは大人も辞書を引きたい…と思うような単語が混ざっていたりもします。でも、どちらも自然な英語です。「自然な英語」というのは、私がとても大切にしていることです。

セット絵本にこだわることはないかと思います。それぞれに味わい深い単品の名作絵本は、ステキです。また、セットで買っても、すべての絵本を読破することにこだわらないで。
結局は、買ってみて、一緒に開いてみて、今のこの子にあうかどうかを最終的に決めるのは、お母さんです。
お子さんが開きたい、もっと見たい、とのめりこんでいますか。目が輝いていますか?

例えば、「ぐりとぐら」を読む。(この場合は、勿論日本語ですよ。わざわざ英語で読む必要がない)フライパンをあけるとふわぁーっときいろいカステラが顔を出す瞬間。そのときの子供の表情!(パピーは食いしん坊の赤ちゃんだったので、もうこのページは「たまらん」というほど嬉しそうな顔をしていました。)あれです。

マサミさんが「もう少し長いものも」とはるかさんに仰ったのは、文章の長いもの、難解なもの、と言う意味でなく、1ページを1文で説明しているようなCTPの1より、ある程度ストーリー展開のある本を楽しんでみては、というアドバイスだったのではないでしょうか。(マサミさん、ちがったらごめんなさい)
赤ちゃんだから、と、単語レベルの赤ちゃん絵本にこだわらず、という意味で。CTPも楽しいけれど、さすがに「ぐりとぐら」のカステラから得られるような感動までは、期待できないでしょう。

こんな絵本選びを「大変。面倒。難しい。セットの方がラク」と思うか「楽しい」と思うかは…お母さん次第なのですけどね。でも、その子のお母さんにしか出来ないことなんです。どんな教育アドバイザーでも「何歳何ヶ月はこれがベスト!これさえあれば。」なんて言い切れないのです。

ところで、話は飛びますが、絵本の難易度の話を少し。
最近、糸山泰三先生という方を知りました。
赤ちゃんが歩き出すのは普通1歳。歩き出すまでの1年に学ぶ、たくさんのことがあります。
歩けないからこそ、考えて、学べること。例えば、バランスのとり方。座った視線の世界。欲しいものへどうやって到達するか。どうやって大人を呼ぶか。
もし赤ちゃんが1ヶ月で歩き出したとすると、歩行という結果だけを先に習得し、それらのことを学ぶチャンスがなかったまま成長していく…これは、とても怖いこと。
早期教育の怖さを、そんなたとえでしておられました。

子供に年齢相当のものより難しいものを与え、それを受け入れてもらえると安心してしまう親心。
その落とし穴。

本も同じことだと思うのです。
学年を超えて自由に与えることはステキなことだと思います。でも、親が学年を追い越すことばかりに夢中になってしまったら…。
例えば、乳児時代に乳児としての感性で見て欲しい絵本、就学前に園児としての感性で読んで欲しい本ってたくさんあります。それをすっ飛ばしては、本を楽しむ十分な基盤が築かれないと思います。
うちの子は3歳で、小学生レベルの本を読んであげて、おとなしく聞いています。暗誦します。ということに満足しないで、文字が少なくてもその世界に入り込み、嬉しそうな顔をする。くくくっと笑う。何度も読んでほしがる。興奮する。そんな絵本をたくさんたくさん選んであげてください。本の対象年齢が低くてもまったく気にしないで。

おまけ。
今晩、我が家で読んだ本の中で、一番盛り上がった本。
Froggys Baby Sister (Froggy)

ついに「お兄ちゃん」になったフロッギー。このフロッギーシリーズ、毎度のコトながらパピー、すっかりフロッギーと同化します。
物語一番最後のベビーの科白に、パピーは、こそばゆいながらも誇らしげな様子。あなたがおにいちゃんになったわけじゃないんですけど…。「はじめておにいちゃん」の気分に浸っているパピー、笑えます。

―いつも、どのお母さんにも願うこと。
お子さんが、大好きになれる本に、1冊でも多く出逢えますように。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 02/06/2008 11:13:39 ★はるかさん、こんにちは。 私、 > さすがのCTPも「ぐりとぐら」ほどの感動までは期待できないでしょう。 と、書きましたが、子供たち、失礼! 彼らは、CTPの一冊一冊の世界が大好きです。 Mr.NoisyがBang! Bang!と大工仕事をやったり、Five Little Monstersが♪ずんちゃっちゃ、ずんちゃ、と学校へ行ったり。 その楽しさは、単品の名作絵本に劣らない力があるようです。 ですから、どうか、どうか、どーーーーぅか、このシリーズを教材と考え、コンプリし、正確に暗誦し、レベルを上げて…などと計画を立てたりしないで下さい。その楽しさが、途端に色褪せてしまいますから。 でも、はるかさんはお嬢さんの様子をよくご覧になっているから、大丈夫ですよね。 サークルタイムさんの選書はステキです。私もマサミさんにたくさん教えてもらいました。会うと、二人で絵本を積み上げ、 「これこれ!泣けたよ!」 「そうそう、私もー!で、こっちの本は、何が面白いんだかさっぱりわからないのよ。でも、チビちゃんたち好きなのよね」 なんて、一緒に興奮してきたりして。 そんな風に、マサミさんが子供たちの為に(いや、自分のためも?!)選んだ絵本です。ステキでないはずがない。 サークルタイムさんのブログはこちらです。ここの、「絵本の紹介」というページにあった、サークルタイムさんの絵本の選定基準は、私と一緒!です(^^) うちの息子も、テレビや電子ゲームとは無縁で育ってきました。教育的にどうの、とか、脳にどうの、とか、教育者がそう指導してた、とかじゃなくて、ただ、テレビの無いのが心地よくて。 無くても、呑気でそれなりに楽しい暮らしを送っている私達です。 そのこともブログに書こうと思っていたこと、はるかさんのコメントを読んで思い出した…。 また、遊びにいらして下さいね。
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

ありがとうございました。
マサミさんからアドバイスいただいたのも、全く同じ趣旨のことでした。それならば、どうして?と思われるかも知れませんが、娘がCTP絵本にはまってしまいまして。絵や写真、文章の短さや、リズミカルな文章がちょうどあっていたんだと思います。
ただ、おっしゃるように、CTP絵本には、ぐりとぐらのような名作絵本にあるような感動はないと思います。
現在、サークルタイムさんのブックリストから、何冊かの絵本を購入しているのですが、実際に読み聞かせをしてみて、難しさを実感しています。
絵本の英語のレベルがどうこうではなくて、英語の絵本を日本語の絵本のように読み聞かせていくって、本当に難しい。単純に、読んでいるだけでは、聞いてくれない時期ですし、工夫をしなきゃと思うのですが、そこが私にとっては難問なんです。
今回、由里子さんのアドバイスを頂いて、日本語の絵本を英語に翻訳したものでなくて、英語のリズムや響きを楽しめるような英語絵本を探していけば良いかなと思いました。
サークルタイムさんのブックリストは名作の絵本が多いと思いますし、また、じっくりと調べてみたいと思います。出来れば、リストにある絵本を全てそろえて、その中から反応の良さそうなものを選んで、読み聞かせをするのが良いのだろうなと思いました。
長文はあまり聞いてくれませんが、絵を気に入ることも多いですので、少しずつでも読んでいこうかなと思います。
100Eのシリーズも少しずつ揃えていくつもりです。
すごく参考になりました。ありがとうございます。

はるか #79D/WHSg | URL | 2008/02/01 21:58 | edit

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