子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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オーストラリア その5「パピーの英語」 

 

今回、パピーの語学研修のために渡豪したわけではなかったので、彼の英語力はあまり気にしてみていませんでした。うーん、どこで英語を使っていたかなあ。「へえ、こんなこと英語で言えるのね!」と時々びっくりした記憶はかすかにあるのですが、うろ覚え。私のことですから記録なんてしていません。
パピーも、私抜きでMary、Harryやいろんな人と話をしたり遊んだりしていたので、使っていないわけではないでしょう。
ただ言える事は。
パピーは英語のことでは、困っていなかった。

例えば、毎晩日本語英語の絵本を取り混ぜて読みますが、あとになって、ある本を、英語で読んだのか日本語で読んだのか、記憶が定かでないことがあります。
どっちでもいいんです。
おもしろかった~、というような感想だけが心に残っていれば。

どうも、それに似ているような気がする。
このオーストラリア旅行。
新しい家族が出来た、お友達も出来た。楽しかった。そんな記憶があれば、日本語でも英語でもいいんじゃない?とパピーは考えているような気がします。

************************************

● Episode 1 「英語に勝ってしまった」

ある日、Harry達がお友達のガーデンパーティーに連れて行ってくれました。
そこでパピー、初めてのオーストラリア人のお友達が出来ました。4歳の女の子です。きゃあきゃあ言いながらじゃれている動画もこっそり残しました。
↓このパピー、バカやってますが、テレ、です。
shion.jpg

このときばかりは、いよいよパピーは英語で喋るんだろうか…とちょっと観察してみました。
最初は遠巻きに見ていたので、あまり会話は聞こえませんでしたが、2人はずっと何かを話しているのです。
ところが!近づいてみてびっくり。パピーは7割ほどが日本語でした。
女の子、得意げに自分の名前を紙に書いて
Girl ; Here! That’s my name. Shion! I can write my name! See?
パピー; 「ふーん、Shionっていうんだ。僕の学校の友達にもいるよ。その子のお母さんね、トヨタの180(ワンエイティーという車種)に乗ってるの。ブウォーンって音出して、走るんだよ。」
(そこまでマニアックなことを言うとフツー、女の子、ひきますよ、パピーくん。Shionちゃん聞いていないから、いいものの。)
Girl ; Can you write your own name?
パピー; あったりまえじゃん、オレ1年生だもん。(英語で書く)。こっちが日本語(こんどはひらがな)。
Girl ; (それぞれの名前を指差しながら)Japanese…and English?
パピー; Yeah!(初めて英語)
Girl ; Wow, cooooool!!!!
パピー; ふふっ(にやにや)

そして、もっと驚いたこと。もうそろそろおいとましようかという頃。
パピーが 何かをやってみせて “Is this OK?”と言うと、Shionちゃん、日本語で「そうそうそう」。
どっひゃー。
パピーの日本語がShionちゃんの英語に勝った?
お見事、です。パピーのその日本語力の強さ。

● Episode 2 「リスニング能力テスト再び」

ある日パピー、Maryにこっそり耳打ちをしていました。コーラをおねだりしているようです。(私に聞いたって、まずは「だめ」って言われるからね。)恐らく、”Cola, please?”ぐらいの英語でしょう。
そしたらMary、冷蔵庫を開けてみて、(もちろん英語で)こういったのです。
「あら、ごめんなさい、ここにはコーラないわ。えーっと・・・・(ちょっと考える)、そうだ。あなた達のステイしている部屋の片隅にも、小さな冷蔵庫がひとつあったの、知ってる?あそこに冷えているコーラがあるはずよ。それを取ってらっしゃい。あ、その前にママにコーラ飲んでもいいか、おばあちゃんはあげてもいいか、ちゃんと聞かなきゃダメよ」
長いリスニング問題でした。
パピーは、すぐに私の方に向き「ママ、コーラ飲んでもいい?Maryがくれるって」
はいはい。私はこのあとの彼の行動が見たい。
それから、階下(リビングは2階、私達の部屋は1階でした)にすっ飛んで行き、コーラを持ってきたのです。
“Here, Grandma! Cola! Mom says OK! って~!”
と、パピーはMaryに満面の笑みで叫びました。 (「って」だけが日本語?!)

ずーっと以前、寝室に置いてある葱を取って来い、と頼んだ話をしたことがありますが、当時からリスニング能力は衰えていなかったのか?

コーラめでたくゲット。またまたお見事、と思いました。

● Episode 3 「Thank-you letter」
 
オーストラリアを発つ前夜、私とパピーは、MaryとHarryにThank-you noteを書きました。
英文はちゃんと書けないパピーだけど、一文字一文字私に聞きながら、必死で書きました。
「おじいちゃん、大きくって、ハンサムだね。って書きたい」
「Big and handsomeって書けば。」
「How to spell?」
・・そんなこんなで、ささやかなプレゼントと一緒に翌朝渡した手紙がこれ。(こちらはMary宛です)
letter.jpg

【本文】
Dear Grandma,
Thank you for having us to stay with you.
Remember me.
僕達を泊めてくれて、ありがとう。ぼくのこと、おぼえていてね

“Oh, it’s so lovely. I’ll always remember you.”
そう言いながら、Maryはパピーを抱きしめ、こっそりと目頭を押さえていました。

************************************

時々、パピー君は英語ぺらぺらなんですか?と聞かれます。
とんでもございません。喋りません。
むしろ、この期に及んでまだ喋らないか、という感じです。極限まで英語抜きで、英語話者とコミュニケーションをとろうとしているのか?!

でも…あの子、全然困らないのです、この英語圏にあって。
勿論親の私がいますから、生活していく分には何も困ることはありません。それは1人で参加している他の子供とは、全然状況が違うでしょう。

でも。
欲しいもの、必要なものをお願いできて。
好きな人に好きだと言えて。幸せな気持ちや嬉しい気持ちをシェアできる。
英語しか話さない人と一緒にいることを、苦痛ともなんとも思わない。

語学力がどうのこうのという以前に、彼の逞しさを見たような気がしました。
表現力の豊かさを見たような気がしました。
この子は、年齢の割に幼くて、気弱で内気な子だと思っていたけれど、私が思っていたよりずっと高いコミュニケーション能力を持っている。

親馬鹿だけれど、そう思ったのです。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 08/07/2008 21:01:08 ★ODAさん、 読んで下さって本当にありがとう! パピーのことも誉めて下さってありがとうございます。 英語を喋りもしないのに何を自慢することがあるのか、と思われるかと思いきや。 温かい言葉、とても嬉しかった。 酒井先生の多読指導(ただただ注ぐ)を知らなければ、私も全然喋りださない息子を「英語育児の完全な失敗」と思っていたかもしれません。 成功もしくは失敗、結果、成果とかを考えずに日々過ごしてきたことが、今のパピーに繋がりました。このまま、未来のパピーへ続いているような気がします。 ま、じたばた焦ってもしょーがないってことでしょうか{笑顔} また時々覘きに来て下さいね。
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category: オーストラリアの旅 2008春

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