子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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コミュニケーションとして英語をどう使うか? 

 

ジェフ君が今、日々会得していること。反対になかなか埋められないこと。
それを目の当たりにして、子どものうちから英語教育をすることの意味、を考え直すところとなりました。

私は、以前かの人
「小さい頃から英語教育をスタートしたんなら、ぺらぺらになるまでやらなきゃ意味が無い。」
(だから親の頑張りと根気と努力が…云々、と続く。)
と言われたけど、今息子や周りの子ども達を見ていたら、
「ぺらぺらってナンなのよ、ぺらぺらって。『薄っぺら』の『ぺら』かいな?」
ぐらいのことを思ってしまう。
必要がなければ、喋らない。必要があれば喋る。それだけのことです。
無理やり英語を喋らせて、どうなるというのでしょう?

金髪碧眼の外国人を見かけると、わーっと寄ってきて、いきなり
「ハローハロー! マイ ネーム イズ ××!」
「アイ リブ イン ジャパン!」
「アイ ライク ブルー!」
「アイ ライク アイスクリーム!」
と捲くし立てる元気なお子さんがいらっしゃるそうです。
ちょ、ちょっと待って。相手の気持ちも、存在すらもあったもんじゃない、この話し掛け…。
誰が彼らをこんなにした?と私は悲しくなってしまいます。
勿論、前述の彼女が言われた「ぺらぺら」はこの程度ではないことは百も承知ですが。

しょっちゅう言ってますが、6歳の我が息子、英語は喋りません。字は読めないし、音読も暗誦もしません。英検なんぞ無縁の世界。
英語を喋るのは唯一、就寝前のお布団の中だけ。この時間は気が緩く、大きくなっているのかな。(昔、酔っ払うと急になめらかに英語を喋りだす同僚がいたけれど、それに近いのかも?!)

そんなパピーに、どこでどうやって英語が入り込んでくると思われますか?

まず、相手の言うことは英語であってもかなり理解が出来ます。
それは、正確にディクテーションできるということではなく、前後関係や周りの状況、そしてこれまでに蓄えた6歳なりの知識のバックグラウンドに助けられて、言葉を補っているということ。
絵本を読んでもらうことによって培われた力です。
だから、勿論オバマ大統領の演説などは、まったく理解できません。
(あ!もしかしたら、「Fairlady ZとGT-Rがどれほど魅力的か」という、日産のゴーン社長の話なら、少しは分かるかもね!私は分からないけど。)

パピーに外国人に話しかける必要があったら、まずその人が日本語を使えるかどうか、確認します。
つまり、見た目が日本人でなくても、普通に日本語で話しかけるのです。(Step 1)
結果、すらすらの日本語スピーカーでないにしても、
「おーひーなーさーま。知ってる?わかる? おひなさまってね…」
どの程度簡単な日本語が分かるかを確認しつつ、ゆっくり話します。(Step 2)
相手が多少理解していなくても、ちょっと無視するのは、まあ幼さゆえ仕方の無いこと。
それでもダメなら、自分の知っている英単語を使って話す。
「Doll! わかる?Girls play dolls! (withなんてのは出てこないな)doll、 わかるよね。お雛様はred carpetを敷いたstairs…」
そうして、ちょっぴりルー大柴状態に入ります。
たまに、英文丸ごと使うこともあります。この状態だと、Oh,my goodnessなどの感嘆詞はよく出てきます。
英単語の発音はまあまあきれいです。ときどき「オヒナサァ~マァ」みたいなとんでもない日本語なまり英語も飛び出します。(Step 3)
そこで通じなかったら、一旦諦めます。(Step 4)パピーが何としてでも伝えなくちゃいけないことなんて、そうはないのです。
ジェフとも、最初はStep3、Step4辺りで話すことが多かった。今はジェフの日本語が上達してきたので、Step 2で会話をしています。
オーストラリアのように、完全に英語に包囲されてしまったら?
そのときは、貯まっている言葉を引っ張り出してくることは勿論ですが、加えて身振り手振り、指差し、愛情表現まで、自分の出来うる限りのことを総動員して、思いを伝えます。(Step 5)

これが、パピーが英語を使う5段階です。
私は、とても自然な流れだと思うのです。
どこで、母国語でない英語をぺらぺら喋る状況が生まれてくるのだろう?どんな状況を作り出しているのか?―私には分かりません。
すいません、勉強不足なだけ?

パピーみたいな子は、世の中ではバイリンガルキッズとは呼ばれないでしょうし、ペラペラとは言われません。
人に見せびらかす資格も何もないけれど、私はいーの。
多分パピーも「いーの」と思っているでしょう。
なんて言う私を「負け犬」と呼ぶ人もいるんだろうなあ…。

先日、「奇跡」というタイトルで記事を書いたけれど、それを読んだ友達が
「あれは『奇跡』なんかじゃないよ。由里ちゃんがしてきたことの、自然で当たり前の結果が出ただけなんだよ」
と言ってくれた。
本当に嬉しかった。

子どもさんに英語をと思っていらっしゃる皆さん、
どうぞ「ぺらぺら」などという薄っぺらな言葉に惑わされませんように。
頭の中に、心の中に貯めている言葉は、話さなくても、これだけの大きな力を持つのです。

そう信じて、もう揺らがない私でいたい。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 04/21/2009 00:02:16 ★rickymomさん、 うーん、「かの人」の息子さんKくんの能力その他については、私の知るところではありません。ハリポタ、英検2級、洋書700万語読破。と、彼女自身が謳っておられますが。 が、 問題は、他のお母さん達が 「どうしたら、どんな教材を与えたら、Kくんみたいになりますか?」 と、必死で彼女にアドバイスを求めているところ、だと思うのです。 お母ちゃんたちが必死になったって、子ども達に良いことは何もないです。 もう一つの問題点は、彼女が、他の親子のペースを「そんなんでいいの?」と乱していること。 深呼吸して、自分自身のペースを取り戻さなきゃ、巻き込まれないように…とあのとき思いました。 Boxという単語がぽろりと出てきた…。 そう、子ども達の頭の中って、まだまだきちんと整理されていない。日英ごちゃごちゃなんですよ、きっと。 その混沌とした状態は、余計な手を加えずそのまま放置しておくべきだと思います。いつか、きちんと整理をし始めます。 そのときには、頭の中がごちゃごちゃだった頃を「かわいかったなー」なんて思い出すのかもしれませんね。
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category: 息子のこと(英語編)

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コメント

 

由里子先生、随分前にお教室の事でコメントをしたゆっきーです。
年度の変わり目で、お教室の事、子供たちの事を考えていたときで
とてもこの話題がグッと心に響きました。
>必要がなければ、喋らない。必要があれば喋る。それだけのことです。
>無理やり英語を喋らせて、どうなるというのでしょう?
本当にその通りだと思います。
私でさえ、英語の先生だというだけで
「ほら、○○ちゃん、
 赤って英語でなんていうのか聞いてごらんよ」とか
「ねぇ、ねぇ、 英語で『はい』はイエスでしょ? ぼくしってるんだ~」とか
「ペラペラなんですか?」と
言われることがあります。
何の脈略もなく、そういう質問になると、
やはり、複雑な気持ちになりますね。
今、私の隣では長女が次女に
No, David!を面白おかしく読み聞かせています。
読むのは英語ですが、Davidくんの真似っこをしながらの会話は日本語です。
休みの日の午後に、
ちょっと絵本を読もうと選んでくれた本の中に英語の絵本もある、ということ、
言語の垣根を感じないで自由に選べること・・・
これまで、暗唱や絵本を無理強いせず
楽しいから読むというスタンスでいたから
今の子供たちの姿が見られたのだと思います。
自分自身の考えを振り返る機会を頂いたこと、
心から感謝しています。
P.S.
先生とルー小柴さんとのやり取りが
なんとも素敵だと思いました^-^

ゆっきー #79D/WHSg | URL | 2009/03/20 12:58 | edit

★ルー小柴さん、
毎度毎度ハンドルネームを変えるアナタね。
昨晩なにやらかちゃかちゃ打っていると思ったら…。
でもまあ、「ジェフ君親子と行く奥飛騨の旅」、運転お疲れ様でした。
アナタがジェフと露天風呂に入って、星空を観ながら話をするなんて、3年前の来日のときは考えられなかったね。アナタ方の距離は、今回の来日後、飛躍的に縮まりましたから。
ジェフがあれほどに日本化してきたのには、男性であるアナタの影響が多分にあると思います。
ちなみに「カメハメ波」ってなんですか?

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/03/18 12:48 | edit

ジェフが来てからというもの、ほとんど英語を喋っていません・・・。
日本語+電子辞書+由里子さんの助け+気合(?)で乗り切ってます。
昨日も飛騨でジェフと一緒に温泉に入りましたが、
「熱いね~」とか、「あれって北斗七星?」とか、「カメハメ波(by ジェフ)」。
ほとんど日本語でコミュニケーションしてました。
日本語・英語といった言葉そのものより、コミュニケーションをとること、
その気持ちの方が大事なんだ、と思う今日この頃です。

ルー小柴 #79D/WHSg | URL | 2009/03/17 22:08 | edit

★Junko先生、コメントありがとうございます~。
ご主人はそのような話し掛けられ方を、実際にされるのですね。お気持ち、お察しいたします。
結局「ハローハロー」と声を掛けてくる子は、コミュニケーションを取りたいわけではない。いくつかの英文パターンを丸覚えしただけ。そんな子供たちを「物怖じせず外国人に話しかけられる」「英語で堂々と自己紹介が出来る」などと高評価をする大人が少なからずいるのでしょう。「こんな英語を話すと恥をかく」などということより、相手の気持ちを思いやることを教えて欲しいですよね。エーゴ以前の問題です。
>「考えてしゃべる」というよりは、その人に対する「思いでしゃべる」のでしょうね
Junko先生の、このお考え、大好きです!
大人になれば、先ほどコメントを下さったpetitさんのように、「相手が一番理解しやすい言葉を選ぶ」ということも出来るようになる。でもその前の段階では、その人に対する思いと言葉がバランスがとれなくて、夢中になったら、もうルー大柴語だろうが、宇宙語だろうが、何でもありになっちゃう!―子供の言葉ってそうではありませんか?
その状態を温かく見守りつつ、自然な英語を優しく注ぎ続けてほしいと思います。
お話から、ご主人の英語のレッスンの温かさが伝わってきました。
日本語を絶対使えない環境だと英語力がつく、なんて単純なものではない。心の距離が近づいてこそ、本物のコミュニケーションが取りたいと思うのだし、その時のために心や頭の中に英語を貯めておきたい。それは、傍に英語話者がいなくたって、多読でいくらでも出来るわけでしょ。
我が子もお教室の子供たちも、より自然で、人間らしいコミュニケーションをとれる人に育って欲しいです。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/03/17 01:49 | edit

★petitさん、お返事が遅くなってごめんなさいね!
今、ジェフ君のお母さんがアメリカから来ています。それでこの週末、一緒に旅に出てました。月曜日に戻ったところです。
書き込んでいただけるっていうことは、読んでいただいているっていうこと。拙いながら、一生懸命綴っている本人にとっては、読んでいただけることが何より嬉しいですし、大切なお時間を割いて書き込んでくださること、心から感謝してます。
これからも是非、遠慮なさらずに書き込んでくださいね!
話がずれたら、喜んでお付き合いさせて頂きまーす(^^)
>ただ違うのは、本当に理解してもらいたいときにどうしたらよいのか?
>相手が一番理解して、想像しやすい言葉って何だろう?と。考えること。
そう、子供と大人の違いですね。
子供は自分本位。自分がどうしても伝えたいことは、自分にとって一番大切な言葉を使う。
前述の記事で、N&Tママさんも「自分たちの気持ちを一番素直に表現できる言葉として日本語をごくごく当たり前に使った」と仰っていたことが、私にはとてもよく分かります。
まずは伝えたいという気持ちありき、なのですね。そこは大人も子供も一緒なのだと思います。
>とにかく日本語は擬音語多い。
>それは、英語を勉強して感じたいちばんかもしれません。
ええ、私もジェフ君のために丁寧に言葉を選んで喋ることで、日本語の豊かさを改めて感じています。日本語の擬音語は、本当に味があるなあ、と感じます。
反対に、どうしても日本語には訳しにくい、英語で使うほどは日本語では使われない言葉(先日お話した「どういたしまして」など)にも気づきます。
ジェフくんとは、機会があればぜひお話してやって下さい。平日は大学に行っているし、週末も予定がぎっしりなので、うまく調整できるといいですが。
>なぜ、日本なのか?
本人もよくわからないみたい…。
「運命だね!」と、勝手に思っている私です。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/03/17 01:02 | edit

由里子先生、こんにちは。こういう話題は、やはり無視できない私です(笑)。
無謀な話しかけ・・・。これは主人と町を歩いているときによくある状況なんです(汗)。最近は主人も慣れて受け答えする余裕も見せていますが・・・。でも、やっぱり「それはないんじゃない?」って思うことが度々です。そして、「アメリカ人?アメリカ人?」っていまだによく聞かれますね・・・白人系ならみんなアメリカ人と思っているところが、「何時代なんだ?」と悲しくなります。「国際化」だとかなんとか言ってて、いまだにこの一方通行なコミュニケーションの取り方って、本当に深刻な問題のような気がしてなりません。
パピー君の5段階コミュニケーション術、我が家の娘達にそっくりです。というか、我が家の中身そのまんま・・・です。家にイギリス人がいようが、ドイツ人がいようが、アメリカ人がいようが、み~んな「ルー大柴状態」ですね。英語と日本語ごっちゃにして、どうにかして知ってる言葉をつなぎ合わせて帳尻を合わせるみたいな会話です。でも、普段は英語をしゃべらない子ども達が、いざ「日本語が全く分からない」人に出会ったときは、どうにかして英語で伝えようとするのは、不思議ですね。「考えてしゃべる」というよりは、その人に対する「思いでしゃべる」のでしょうね。そして「通じる言葉」でしゃべれれば、それでいいんですよね。
主人もレッスン中は英語を使うように心がけてはいるけれど、どうしてもうまくコミュニケーションが取れていなかったり(相手が理解できていないとき)、ちょっとしたジョークを言って場をなごませたいときは、ちょこちょこ日本語を使います。そうすると、その瞬間にみんなの緊張の糸がふっと切れるのを私は感じます。やはり「共通点」みたいなものを見つけると人間って安心するものですよね。だって主人の日本語はまだまだだし、日本人の日本語とは、やはり響きが違いますからね。でも、心の距離が近づくんだと私は踏んでいます「薄っぺらなぺらぺらより、中身の濃いルー大柴流」の方が、より自然で、人間らしいと思います。
長いコメントですみません。ではでは~^^

Junko #79D/WHSg | URL | 2009/03/14 10:36 | edit

元気ですか?ここに書き込もうか、それとも止めようか?数日悩んで。
私は、英語は公用語だよ、と言う周りの一言で30代後半から英会話を始めました。
英語圏の文化などに何も興味を持っていませんでした。今も興味があるか?と聞かれると、考えしまいます。
でもここの息子さんの記事を見て、私も似てるなと思いました。
ただ違うのは、本当に理解してもらいたいときにどうしたらよいのか?
相手が一番理解して、想像しやすい言葉って何だろう?と。考えること。
息子さんは、多分本能的なところがあるように思います。
以前にも書いたような気がしますが、
”雨がザアザア降ってる”
日本人同士の会話に、アメリカ人の講師が,
何?と聞かれて、生徒全員で窓の外を指差しら、講師はう~~ん。
わかったかな?
こんな体験が、今のジェフ君なのでしょう
か?
こういうのが、生活で身につく言葉なのでしょうか?
とにかく日本語は擬音語多い。
それは、英語を勉強して感じたいちばんかもしれません。
機会があれば、私もジェフ君と会って見たいです。
そして聞いてみたい!
なぜ、日本なのか?
ブログの内容とずれたかな?

petit #79D/WHSg | URL | 2009/03/13 19:41 | edit

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