子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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私の英語力の欠けているところを。 

 

「英語講師」と呼ばれる立場で、書いて良いものか分かりませんが、私の力の欠けているところを見つめなおして、ここに記したいと思います。
私の英語暦の話、ちょっと長くなりますがよろしかったらお付き合い下さい。

私は、小学校の5年生の頃からNHKラジオの基礎英語を聞き始め、英語という言語にすごく憧れました。小さい頃、母の影響でカーペンターズを聴いていたり、私自身がエレクトーンを通して洋楽に馴染みがあったりしたせいもあると思います。その憧れの気持ちに押し上げられて、公立中学の頃は英語の成績は良かったです。でも、外国の人と話をしたことなんてありませんでした。
ところが、キリスト教主義の私立高校に入ったら、ネイティブの先生と普通に英語で話をする同級生や留学経験のある人が何人もいてびっくり。ESSに入部してはみたものの、ネイティブの先生に話しかけられるのが怖くて、1年でやめました。それでもアメリカのフロリダにペンパルが出来て、やり取りをするのがすごく楽しみだった高校時代。そのまま大学受験のための英語学習へ。志望校に合格し、受験勉強の余力が残っているうちに、英検2級だけ取りました。

大学を卒業して数年後、ひょんなことから児童英語講師をやることになりましたが、その頃の私もまだ、はっきり言って、英語をほとんど使ったことがありませんでした。
「こどもがすき、英語がすき。だから、子ども英語の先生に。」
その頃、その会社ではそれが通用していたのですね。
トンデモナイ話です。
講師になってしばらくは、英語力を特に伸ばそうともせず、困りもしませんでした。私より英語を知っている子どもなんていませんでしたから、何にも心配はいらなかったのです。
今思えば、それもトンデモナイ話です。
私の使命は、退会者をださないことだけでしたから、それはそれは明るく元気で楽しいレッスンで、子ども達を引き付けました。
子ども達はとてもかわいくって、「先生おもしろいから好きー」と言われて、いい気になっていました。

94年、スクールインターンとしてアメリカに行きました。
小学生を中心に、時には高校生、時にはPTA、時には…いろんな場所で、教壇に立って日本の文化を伝えるレクチャーを繰り返しました。
日本っておもしろい、ステキな国だ、とたくさんの人に思って欲しかった。
この「伝えなきゃ!」という大きなモチベーションは、私をどれほど成長させたかと思います。
人の前に立つのですから、英語の発音も特訓しました。
あるとき、私がOne, two, three…と英語で数を言ったら、子どもにくすっと笑われました。Three、ちゃんと発音したよね…?と思ったら、
「Yurikoのワンはワンタンのワンだよ」
と言われてしまったのです。ワンタン? 雲呑?
One…one…one…わん…うぉん…わんぬっ… しばらく練習しましたよ(笑)

帰国後まもなく、自動車関連の会社でお仕事をさせていただくことになりました。
海外に拠点のある会社だったので、そこのローカルスタッフが本社に研修に来ていたり、クライアントが外国の会社だったりして、英語は避けて通れない環境でした。
ローカルスタッフや外国のクライアントと対等でいたい!という気持ちが、また私の英語力を少しだけ押し上げてくれました。
NHKラジオのビジネス英語を毎日丸暗記していたのはこの頃です。それでもまだ英語は貯まっていなかったのだから、昨日覚えたものを今日使う、みたいな自転車操業をしておりました。

英語圏に行けば、英語なんて誰でも喋れるようになる、なんて思っている人がいるかどうかは知りませんが、それは「貯めてあれば」の話です。
私の場合、渡米前にとても十分に貯まっていたとは言えませんでした。
一対一の会話で思いを伝えることはできるけど、英語が語られている状況の全体像をすうっと飲み込むことが出来ない。(スピーキングよりヒヤリングが劣っている、という単純な構図ではないようです。)
なんだかとてもバランスの悪い英語力になっていました。

そして、我が子の誕生とともに始まった、文字通りゼロからの英語。
目の前に英語で話さなくてはいけない人がいるわけではないけれど、穏やかに英語の絵本を開く日々の中、シンプルだけど、心のこもった英語という言葉が、初めて、私の中にすーっと染み込んできました。
息子が7歳になり、英語絵本のお教室を始めて5年。
少しは私の中に、自然な英語が貯まってきたでしょうか?
それでも子どもの時代に、子ども向けの本を、子どもの感性を持って読む(読んでもらう)彼らと、大人になってから今更ながら子どもの本を開いている私では、勝負にならないところがあります。

将来子どもに留学させたり、何らかの事由で海外に出してあげたい、とお考えの方、いらっしゃるでしょう。
そのときに、どれほどその子の頭や心や体の中に、その言葉が貯まっているか、それが、海外生活をどれほど有意義に過ごせるか、のカギになると思います。
そして貯めてあげる、という作業は、子どもの能力に関係無く、ごく自然に、日常の中でやれるもの。
日々、子どもと一緒に本を開くだけ。心を込めて。
それだけ。

そして逆に言うと、大人になってからだってナンとでもなることは、今しなくて良いのです。必要なときが来れば、自分の意思でチャレンジすれば良いのです。
英検しかり。スピーキングしかり。ライティングしかり。発音だって。
底に貯まってさえいれば、すぐに出来るようになります。

もう、私が「教えてあげる」なんて思わない。
一緒に学んでいこう、と思う。
私は、子ども達に、私をはるかに超えてほしい、と思う。
彼らは皆、もう私には持ち得ない、大きな可能性を持っていることを、ここに来て改めて感じています。
私の轍を踏んではいけない。
私の補いきれなかったところをどうかこの子達には―
そう祈りながら、レッスンで読む絵本を選ぶ日々なのです。
子ども達の心や頭に染み入る本を。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 04/20/2009 10:45:20 ★rickymomさん、こんにちは! コメント、ありがとうございます。 いえいえ、初めて書き込んで下さったコメントだったのに、私ったら熱くなってしまって、引いてしまわれたらどーしよー??と、後からちょっと心配してました。 またコメント下さって、「あ~良かったぁ~」(笑) >ちゃんと面白いところは大笑いし、わくわくするところはリアクションしてくれるので、楽しんでくれていることには間違いないから。 これって、ステキなことですよねえ。すばらしいことですよねー。 「楽しんでいる」って評価のしようがないけれど、いえ、評価できないだけに、親や先生が温かく見ていてあげるしかないと思うんです。 それが私達の役割? 息子さん8歳なんですかー。じゃー、3年生?うちより一つ上ですね。 まだまだ可愛いでしょ~♪
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

由里子さん ご無沙汰しています。
春休みもあっという間に終わり、
気が付いたらもうすぐGWですね。
久しぶりにブログを読ませていただいて
わたしも自分の英語力 はっきりいって
このままじゃだめだと思いつつ
日々仕事しています。
でもこの仕事をしているからこそ
そう思える自分がいて、がんばろうっと
できるのかなとも思います。
いまうちに来ている子達にも
使えるときがきたときに
使えるように、引き出しにたくさん
ためてもらえるよう
これからも指導していこうと
思いました。
由里子さんのブログ、ほんと毎回
楽しみで、改めていろんな
ことを学ばせてもらってます。
ありがとうございます。

kaoru #79D/WHSg | URL | 2009/04/20 07:55 | edit

★マサミさん、
サークルタイムの記事、読ませて頂きました。
そちらにコメント入れさせてもらいますね。
でも、なかなか深くて、簡単に記せない私なのでした…。
頑張ります。
>パピー劇場の話を↑で紹介したいと思っているんだけど
どこなりとお使い下さいませ~。
サークルタイムさんのブログなんて、光栄です。
「うちの子もパピー君みたいに育ってくれたら~」
なんて方は古今東西現れないと思いますが、
優秀な子どもでなくても、こんなささやかで楽しいことがあるんだねって思ってくれる人がいたら、嬉しいです。
>そーいう事だよね。
あはは(笑)
分かりやすいコメントをありがとっ!
嬉しいよ~{音符}
追伸;換気扇、掃除しておきます…フェアリーが通っても大丈夫なように。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/04/18 22:59 | edit

★rickymomさん、はじめまして!
温かいコメントをありがとうございました。
兵庫篠山と言えば、おせち料理を作るときに必ず目にする地名ですね。私の母は、黒豆は絶対丹波篠山の!と言います。今年のお正月にも奮発して良いのを買って、炊きましたよ~(^^)
あら、英語に関係の無い話で、ごめんなさい。
>わたしは子供が英語を話せるか話せないかなんて全然興味がなくて、
話せる、話せないというより、必要で無いから話さないんだと、最近はっきりわかりました。こちらの記事に書いたとおりです。
だから、話す話さないにこだわっちゃいけないのに、とさえ思いますよ。
>子供自身が学校で英語を習い始めたとき、もしくは自分で真剣に英語を勉強し始めたときにでも、「あれ?なんとなく違和感ない。好きかも?」と思ってくれる程度で構わないと
rickymomさん、私は「大好きな人に読んでもらう、毎日一冊の英語の絵本」は、rickymomさんが仰るよりもっともっと大きな力を持っていると思ってるよ!それを何年も続ければ。
息子と、英語の絵本を読み始めて7年。ここに来てやっと「あれ?なんか貯まってる?」と感じるようになってきたのです。気の長い話でしょ?でもその貯まったものこそが、この記事で言いたかった「私に欠けているもの」なんです。rickymomさんの子どもさんの中にもきっと…!
> 英語の文字を追ったりするよりは、リラックスして楽しむだけの方がよっぽど心に残るんじゃなかろうか、好きになるんじゃなかろうか
英語が残る、残らない、というより、お話おもしろかったという記憶や、大好きな人が傍にいる時間が嬉しかった、という記憶が残れば良いと思っています。
「これでいいよね」という感覚の近い方に出逢えて、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
ブログ、教えてくださってありがとうございます。私もちょくちょく遊びに行かせて頂きますね。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/04/18 22:46 | edit

マサミです。
私もチビっと書いてみた。
http://plaza.rakuten.co.jp/circletime2008/diary/200904170000/
もしよろしかったら覗いてください。
パピー劇場の話を↑で紹介したいと思っているんだけど、もしOKならメールくださいませ。
ユリちゃんの日記へのコメント
そーいう事だよね。
マサミ

マサミです。 #79D/WHSg | URL | 2009/04/17 23:39 | edit

初めまして!このブログを見て、
すごく親近感が湧きました。
わたしも細々ながら英語教室をやってまして、絵本を中心にレッスンをしています。
”絵本たち”のブログもとても参考になります!お気に入りにいっぱい入れちゃいました。
近くだったらぜひ教室を見学させていただきたいと思ったのですが、愛知県。ちょっと遠い・・・・わたしは兵庫県の篠山市です。
ちょうど私もブログでうちの英語絵本のかかわり方を書いています。(21日ごろアップします)
わたしは自分の子供には寝る前に一冊英語の絵本を読み聞かせする以外、何もしていません。
はっきり言ってこれでは英語を話せるようにはならないのですが、
わたしは子供が英語を話せるか話せないかなんて全然興味がなくて、
子供自身が学校で英語を習い始めたとき、もしくは自分で真剣に英語を勉強し始めたときにでも、「あれ?なんとなく違和感ない。好きかも?」と思ってくれる程度で構わないと、最初から思っているので、
あえて英語を読ませようとか、音読させようとかはしていません。
(もとい!二歳ぐらいの時はちょっとしてました。)
とにかく英語の文字を追ったりするよりは、リラックスして楽しむだけの方がよっぽど心に残るんじゃなかろうか、
好きになるんじゃなかろうか、というあいまいな推測から、下手にいじくらない方法に落ち付きました。
初めてなのに長々とすいません。
また遊びに来ます。
よかったら相互リンクさせてもらえませんか?
こどもと英語と素朴なわたし
http://t-sassy.jugem.jp/

rickymom #79D/WHSg | URL | 2009/04/17 16:03 | edit

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