子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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「ありえねぇ~」は悲しい 

 

「ありえねー」

簡単に言う子、少なくないです。一種の流行り言葉かもしれません。
特に、子どもに絵本を読む、なんてことをやっていると、そう感じられる方、多いのではないでしょうか?
私もボランティアで絵本を読むことがあります。
例えば、物語の主人公が動物なだけで、この一言を言われたりする。
「クマが学校行くはずないしぃー。」
「イヌがしゃべるはずないしぃー。」
もう先に進むことが出来ません。
彼らの思考は、ここで完全にストップしているのですから。
「…それじゃあ、もう読むの、やめる?」
とても悲しくなって、ため息をつきながらそう言ったことがあります。

もちろん成長過程において、
昨日まではクマちゃんがおしゃべりする話を素直に聞いていたけど、
背伸びを始めたある日、突然「ありえないじゃん!」と言い出すことはあります。
でも、前述の「ありえねー」をあまりにも簡単に、しかもかなり幼いうちに口にする子は…
なんだか、それとはちょっと違う。
子どもなら本来持っている、物語に入ってくる「力」を持ち合わせていないようなのです。
(ゲームの世界には、そういう子でも簡単に入っていくのでしょう)

うちのお教室の子ども達には、
「『ありえねー』は、いろんなことを考えるのをストップさせちゃう言葉。だから、本を読むときはできるだけ言わないようにしようね」
と言っています。
彼らだって、無理に私に付き合う必要はありません。だけど、私の言っていることを理解しているのか、あまり言いません。
彼らの精神年齢が特別低いとか、特別想像力が高いとかのせいではないと思います。

でも先日、偶々手元にあった"Moving Day"(一匹のヤドカリくん。住んでた貝が古くなり、自分にぴったりの新しい貝を探しに旅に出る―というお話)を読んであげたときは、6年生のYくんが
「先生、これってあり得ないよ」
と言い出しました。他の子達も同意している。
「ヤドカリってのは、自分の身を守るために、貝に入っているんだ。
だから、身一つになって旅に出たりしない。そんな危険なことしないよ。」
「引越しするときは、古い貝に入ったまま次のを物色して、
見つけたらさささっと移動するんだと思うよ」
「のんびりゆっくり、あーだこーだ探してる場合じゃないでしょ。」

ナルホド。
さすが6年生の読み方です。
みんなちゃんと考えているのです。
1年生用の教科書にある絵本を選んだ私が、悪かった。

でも、彼らの言い方は、辺りを慎重に見回し、危険がないのを確認の上、ささささっと迅速に引越しするヤドカリを想像させ、私は思わずくすっと笑ってしまいました。
彼らと本を読むのは、本当に楽しいです。

7歳のパピーはパピーで、このお話が大好きです。
最後のページ。自分にぴったりの新居に落ち着いているヤドカリくんの表情。
それを見て、「良かったねぇ」とニッコリします。
自分の居場所があることの幸福感を、共有しているのでしょうか。

「物語の中に入っていく力」というのは、小さい頃に読んでもらう、ことでつくのだと思います。
無条件の愛情に包まれている状態だから、すうっとお話の中に入っていける。無理やりさせられる読書とは違います。
お話の世界に一歩踏み入れば、本当にたくさんのものに出逢うことができる。吸収することが出来る。
どんなもの(英語教材)を与え、消化させるか、を考える前に、英語の本の世界に踏み込む力、吸いこむ力を育てなくてはいけない、と思いませんか?
貧弱な土壌にタネを蒔いても、育たないってことです。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 04/23/2009 10:23:31 ★マサミちゃん! ありがとう~ブログ、読ませて頂きました。 もう一行一行に、そう!そう!そう~~!そうなのよ~~~!!!と反応してました。 記事にお返事を書きたいのですが、今から恐怖の(?!)授業参観。 今晩か明日か、時間を見つけて、また書かせて頂きますね。 >ヤドカリに対して真剣だからの 「ありえねー」は意味が違うって言うのが現れていて、ちょっとほっ、だね。 そう。ほっ{笑顔}です。
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

いっそ、「ありえねー」を逆手にとって、ありえねーが続く絵本を読んでみたらどうでしょう。
日本語で読んだのですが、しんじゅまりこさんが英語の絵本で出した、A Pumpkin Story という絵本があります。本当にありえねーを言いながら読むと楽しい。
「ありえねー」の本来の使い方をこの本を通して教えてあげるといいかも♪
ちなみにこの本、「ありえねー」も言えるし、「どんだけー」も言いながら読むと余計面白いんです。

rickymom #79D/WHSg | URL | 2009/04/21 08:40 | edit

★ち~ちゃん、こんにちは~。
そっか~。音楽をやる子からも、そんな科白が出てくるんですね。
「むりぃ~」かぁ。便利な言葉なんだろうな。
「ありえね~」「いじめ~」「むり~」
もう少し考えてみることや、ちょっと頑張ってみることから、にこにこ笑いながらするっと逃げられる言葉だから。
そんなことばかりしてると、この子達の将来、
「ゃばくな~ぃ?」
やばいだろーよっ

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/04/20 22:08 | edit

わかります!
うちは「むり~」が多いですけどね。
間違った箇所を指摘すると「いじめ~」と
言う子も。
申し訳ないけれど習い事に来ている限りは
ありえね~を含め使ってはいけないため口ではないか?と思います。
私も当然そのたぐいの単語は禁止にしていますが、それこそあの子たちには口にする事が「むりぃ~」のようです(笑)

ち~ちゃん #79D/WHSg | URL | 2009/04/20 18:03 | edit

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