子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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「記録の公表」って怖い 

 

お教室の子ども達には、読書記録を勧めています…いましたが、なかなか続きません。
100冊ぐらいまでは頑張ってつけます。100冊は一つの節目なので、ささやかなお祝いをします。
でも、子ども達も大分成長してきて、自分の意思ですることですから、もう無理強いはしないことにしています。

まだまだひたすら読んであげているばかりの年齢のお母さん達は、毎日コツコツ、読んだ本の記録をつけてきて下さいます。
この本、いつまでたっても飽きないのねー。とか、
いつの間にか、こんなに絵の少ない本でも聞けるようになってきたんだね。
この辺りは、旅行で忙しかったら読んでないね。
記録を見ながら、そんなことを振り返る。
この本(例えば飛行機の本、お船の本)を読んでから、(空港や、公園の池に)遊びに行って来ました。なんて記録も。
私も毎週見せていただいて
「へえ~、○○ちゃん、こんなの読む(聞く)ようになったんですね~」
「あ~!この本、私も気になってたんです。面白かったですか?」
なんて、逆に聞いたりして。
育児記録の一つとして、ずっと先にまで残して、振り返ってくれたらいいなあ、と思います。
本を読むときに膝に乗せていた、子どもの温もりも一緒に思い出してくれたら。

でも、私が疑問に思うのは…取り組みの記録と成果を「公表」すること。
勿論ネット上では本名を公開していないことがほとんどですが、それにしたって。

怖いのは、人に見せるがために、粉飾が始まる、ということ。
嘘を書く、という意味ではないですよ。
でも、読んでもらうには、インパクトがあったほうがよい、と思ってしまい…ますよね。そしたらどうしても不自然なところが、知らず知らずに生じてしまうような気がするのです。
つまり、子どもの自然な記録を、と思って始めたつもりが、ブログを書くために子どもを不自然に操作し始めてしまうような…。

例えば、
「ブログのネタになるよう、○○(子ども)には頑張ってもらわなきゃ~」
ああ…
ランキングなんかもあって、上位に来ると
「たくさんの人に読んでもらえるので、励みになります~」
なんてコメントがあります。
誰の励みに?ガンバルお母さんの?ガンバラセラレル子どもの?
ワケわかりません。
「今度英検○級に挑戦します(正確には、させます、ですが)」
などと事前に公表して、後に引けない状況を作る。
子どもにはたまったもんじゃない・・・・。

今、子供は自分がそんなネタになっていることを知らないから大丈夫って?
では、いつか分かってしまったときに、傷つかない内容のものを残していますか?
愛情いっぱいの親馬鹿ブログも、場合によっては、その了見の狭さに子どもが失望することもあるかもしれません。

それにめんどくさい。
と言ってしまえば、私はただの怠け者なのですが、その日の取り組み内容を記録し、子どもの様子を写真に撮ってアップしたり、本を読むところを録画したり録音したりしてアップ。読んだ本をチェックして、アップ。そして人のブログもチェック、チェック、チェック。自分の子との比較も忘れずに。
―どれだけの時間がかけておられるのでしょう?まさか、子どもと触れ合う時間より、パソコンや携帯に向かっている時間のほうが長くなっている…なんてこと、ないでしょうか?
筆が遅く、要領の悪い私に、毎日はとても出来ません。

そして私達は、人に文章を読まれるということの、責任の大きさをよく分かっている、モノ書きのプロではない…。そう、モノを書いて公表するには、責任が伴います。

それらを読む人にも、責任があります。
公表されたブログを参考に…ぐらいは良いのですが、鼓舞されて、研究を始める。
この人は、こんな教材をこんな風に取り組ませて、こうなった。
あの人は、こんな本を読ませて、こんなビデオを見せて、英検何級を取った。
ならうちは、この人の取り組みを参考にして…
…あんな風にならないじゃない!なぜ?!
振り回された分、損をするだけです。

そして、最後にとばっちりを受けるのも、やっぱり子ども。

食べたものとエクササイズ内容を記録をし、公表することで、ダイエットに成功!
自分をネタにし、自分をコントロールするのに「公表」する。
それはそれで素敵でしょう。
でも、子育て記録とリアルな公表には…書く側も読む側も、もう少し慎重になったほうが良いんじゃないかな、と思う、記録三日坊主の、私のイイワケ。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 06/18/2009 09:18:30 ★rickymomさん、こんにちは。 お気持ちを傷つけたのではと、気になっていました。 拙い文章で、伝え切れなかったのは、私の責任です。 本当にお許しください。 >どの親もある意味”マニュアル”を求めているんじゃないでしょうか。 >”効率よく””近道”で子供に英語を与えられる方法のマニュアル。 そうでしょうね。 子育てなんて、やり直しが利かない!と思うと余計に焦って右往左往してしまう気持ち…私にもあります。心の支えとなるマニュアルを欲します。 私が子育てで最初に求めたマニュアルは、「母乳を出す方法」でした。母乳が出ないことに焦り、ミルクをあげることに罪悪感を覚えていた。 次は「夜泣きを鎮める方法」。夜は、ボタンひとつで電源off。そんな赤ちゃんにするマニュアル、どこかにないかしら?って。 今思うと、我ながら滑稽です。どうやったって、赤ちゃんは育っていくのに。 >ブログで公表するにふさわしい子供に仕立て上げるというのは、実際読んでいて、そう感じたことがないのでわかりませんが、 嘘を書いているとは言いません。 でも書いている本人が、ネットの向こうの見知らぬ多くの人に、賞賛され、応援される喜びを知ってしまうと… ブログを賑すことが、本人の中でとても大切になってくる。上の記事に書いた、 「ブログのネタになるよう、○○(子ども)には…」とか 「たくさんの人に読んでもらえるので…」とか そんな些細な、誰でも書きそうな文章からでも、私は「ああ、お母さんが子どもを頑張らせている。何のために子ども達はやらなければいけないんだろう?」と感じてしまうのです。 そういうお母さん達を批判したいのではありません。 自分の手元にある育児日記とは違って、それを公表してしまうことから陥ってしまう罠に、自分も気をつけ、気を引き締めたいと思い、書いた記事です。 そして、書き手の少し熱くなった状況が分かるなら、情報を受ける側に回ったときは、冷えた頭で受け取らないと、と。 「こんな子にしたい」といくら願ったところで、子どもはその子らしい成長しかしていかない。それがその子の幸せ。 それを、いつも心に留めておこうと思います。 こんな私ですが、これからもお付き合いいただければ嬉しいです。
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

★rickymomさん、
好意的なコメントを戴いているのに、私の考えとはどうしても違うところが二つあるように思いました。
追加のコメントをお許しください。
その一つ。
> ただ読んだ本の記録とか
> 今日の学習とか、こどもが何をどれだけ勉強したか、しか書いていないブログ
私は、淡々と記録をつけることは、決して悪いとは思いません。
手際よくコツコツ毎日アップされる人は、それで素晴らしいと思うし、残す意義もあると思う。
>このお母さん、”自分”がないんじゃないだろうか・・・・
とは思わないんです。むしろ全部を曝け出す必要もないと。
ただ、ブログというツールで、その記録を「公表」する必要性があるのでしょうか?
ブログに、見知らぬ人からコメントが入る。嬉しいです。
「初めまして。○○ちゃん、すごいですね!」
「ありがとうございます。」
「○○ちゃんみたいに英語を喋るようになるには、何をしたらいいですか?」
「うちは、××の教材に取組みましたよ。」
「ありがとうございます。うちもそれ買って、頑張ってみます!」
最初は、どうしたらいいですか?の質問に、親切に答えることから始まります。でも、この親切心が仇になり、「ウチの子みたいに育てるには、こうしたら良い、こんなことをしてきた。」と、親子間のことを曝け出し始める。そしてよりたくさんの人が「うちの子を○○ちゃんみたいにしたい」と言い始めた時、○○ママの「公表」に粉飾が始まるのでは…と考えるのです。でも嘘はつきたくない。だから、子どもを「公表」するにふさわしい子に仕立て上げていく…「これが私の愛情」とまとめると、誰もが納得。
子どもをブログの主人公にすることで、不自然な方向へ進んでいる。…と言いたかったのです。
続く。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/06/17 01:56 | edit

★rickymomさん、こんにちは。
> どこかに近道があるはず・・・・って思っちゃうんでしょうね。
私が怖いなと思うのは、ここです。
普段生活していくうえで、誰もが「近道」「楽なほう」を探し、選んでいきます。
私だってそうです。
でも、そうはいかないのが子育て!
―だということに、ようやく気付き始めました。
親が近道を探して、子どもに結果を出すよう急かすのではなく、
子ども自身のペースを見つけ、寄り添っていく努力をしていきたいです。
私は、まだまだ未熟な母ですが{ヒヨコ}
また遊びにいらして下さいね。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/06/16 13:36 | edit

確かに、ただ読んだ本の記録とか
今日の学習とか、こどもが何をどれだけ勉強したか、しか書いていないブログは
このお母さん、”自分”がないんじゃないだろうか・・・・
って思います。
まるで飼育日誌ですよね。
発信するのは自由だから構わないけど、
何事も振り回されちゃあいけませんよ。
でも、朝バナナが流行るとバナナを買いに走り、イチローが朝カレー食べてると聞くと、朝からカレーが食卓に並ぶ。
そんなのと同じようなもんで、どこかに近道があるはず・・・・って思っちゃうんでしょうね。
あたしだって、毎日マヨネーズ食べて、コレステロールが下がるもんなら買おうかなって思いますもん。
(若干三十ウン歳でコレステロール高めと診断されてしまった!!ショック!!)
溺れる者はわらをも・・・・
のように情報を求める人がいるから
発信する人もいるんでしょうね。

rickymom #79D/WHSg | URL | 2009/06/16 12:10 | edit

★マサミちゃんへ
>何かおかしいですよね。
ああ~、そう思ってくれますか?
うん、子育て情報のシェアリングがすべて悪いわけじゃないのだけど…。
> 子どものアイデンティティはどこに行ってしまうんだろう?
我が子の出来、成果を、親のアイデンティティに摩り替えているのかもしれない。
つまり、子どもの出来=自分の評価、と考えてしまう人がいるのかもしれないね。
マサミちゃんが、姫君と若殿のアイデンティティをどれほど大切にして育てているか…あなたから学ぶものは大きいです。
前、アイデンティティにぴたりと当たる日本語がないね、と話したけれど、それだけに日本人には理解が難しく、あまり重く見ていない問題なのでしょうね。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/06/12 14:23 | edit

マサミです。
娘は私が他の場所で娘の話題を出すとおこります。「勝手に私の知らない所で私の話をしないで!」と
記録の粉飾
きっとあるある。
私はちょっと不気味に感じています。
自分の子どもをネタに公に情報を流す、という行為を。
そしてそれに右往左往してしまうお母さんの多いこと。
子どものアイデンティティはどこに行ってしまうんだろう?
何かおかしいですよね。
ホントそう思います。
マサミ

マサミ #79D/WHSg | URL | 2009/06/10 12:49 | edit

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