子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

スポンサーサイト 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

パピーが通訳?! 

 

子供の英語のために、いろいろ頑張ってきた。
「これが我が子の英語力!」とはっきり言える、そして目に見える結果が欲しい―。

お気持ちは分かります。

愛情込めて英語を注ぎ続けていたら、いつかは…なんて、私はいつも漠然と話をしているようで、イライラされる方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、「結果は期待せずに、本を読んであげて」といういつもの話とは矛盾しますが、今日は、パピーの今の英語力が見られた、昨夜の話をご報告します。
どうか「自慢話?」と仰らず、自然に、長く、英語絵本と関わってきたことの一つの結果だと捉えていただければ幸いです。

昨夜の本は、お馴染みFrog and ToadシリーズのFrog and Toad Togetherでした。
そこへ夫が顔を出しました。
パピーは、父が英語をまるで使えないと思っている。(本当は、Frog and Toadぐらいなら普通にわかりますよ。ね、パパ。)
そこでこの日、「ねえ、ママが英語で読むから、パパにこのお話を説明してあげて」
つまり、通訳をやらせてみたのでした。では"Cookies"というお話から。
(*註・Frogはかえるくん、Toadはがまくんと呼んでね、と最初に伝えました。)

私 : Toad baked some cookies. ”These cookies smell very good!” said Toad.
パピー(父に向かって): 「がまくんはクッキーを作りました。このクッキー、おいしそうなにおいがするなあ!とがまくんはいいました。」だって。
夫: ふーん。
・・・
私 : Frog ate one of the cookies. “These are the best cookies I have ever eaten!” said Frog.
パピー: 「かえるくんは、クッキーを一個食べました。こんなおいしいクッキーたべたことないよ!とかえるくんはいいました。」
夫 :ふーん。
(私は”the best cookies I have ever eaten”も、普通に理解しているので、ちょっとびっくり)

・・・ここで、FrogとToadはクッキーを食べ過ぎると気持ちが悪くなるから、そろそろ食べるの、やめよう、と言い始めます。でも、やめられない、とまらない。もぐもぐ。

私 : “Frog” said Toad, “let us one very last cookie, and then we will stop.”
パピー : 「かえるくん、これでほんとにっ、ほんとにっ、ほんとーーーーーっの、さいごのクッキーにしよう。それでおしまいだよ。と、がまくんは言いました。」
夫 : いつものパピーの科白じゃないか。
(確かに。おやつの追加をお願いするときの、パピーの科白です。)

私 : (…Frog,クッキーを食べながら)”we need will power.”
パピー : パパ、will powerってわかる?
夫 : わからん。
私 : じゃ、続き読むよ。”What is will power?” asked Toad.
“Will power is trying hard not to do something that you really want to do,” said Frog.
パピー :あのね、やりたくてたまらないことを、ぐぐぐってがまんする力だよ。例えば、トイザらスに行ってトミカを見て「買って」って言いたいんだけど、それをぐぐってがまんするの。
これは、私が以前説明した言葉です。
夫 :ふーん。

…結局、食べることをやめられないFrogは残りのクッキーを全部、外の鳥にあげてしまいます。
私 : He shouted in a loud voice, “HEY BIRDS. HERE ARE COOKIES!”
パピー : 「Hey, birds!(英語そのまま) クッキーだよ~ん♪」
私のHere are cookies!と同じイントネーションで 「クッキーだよ~ん」と言ったので、夫はぷっと吹き出しました。

They(birds) picked up all the cookies in their beaks and flew away.
のbeaks=嘴(くちばし)、分かっていたし、飛んで行ってしまう様も普通に日本語に直せました。
“Now we have no more cookies to eat,” said Toad sadly.
の no more cookies to eatは、高校の英文法で「不定詞の形容詞的用法」とよばれるやつです。でも自然な日本語をつけてくれました。
クッキーがなくなってしょげているToadの科白
“You may keep it all, Frog,”
は、日本語にするにはちょっと難しかったかな。
まあ、この調子で最後まで、立派に通訳を務めてくれたのでした。

「すごいなぁっ、パピー!」
と心底感心し、一瞬誉めてやろうとした夫でしたが、急に
「いやいや、たいしたことじゃない。ふつーだ、ふつー。
パピー、全然自慢することじゃないんだぞ。」
と慌てて言い直したのには、何か意図があったのでしょうか。
不自然なリアクションでしたけどね(笑)。

Frog and Toadのお話は、2年生の国語(『上』ではまだやっていません。『下』なのかな?)で、日本語で出てくると聞いています。
1年の教科書に出てきたI'll always love you, 今習っているSwimmyなども原書で読んであげています。今回のように、和訳や通訳をさせたわけではないけれど、普通に感動したり、おもしろがったりしているので、だいたい理解しているのでしょう。

つまり7歳で、小二の国語の教科書にでてくるお話が、英語で理解できるようになっていました。日本語に換えて、人に伝えることも出来ました。
翻訳をやらせ過ぎると、英語を英語のまま捉えることが疎かになりそうなので、また当分はやらせないつもりです。

ただ…彼の英語力を証明するものなんて、どこにもない、と思っていました。
それだけに昨夜のことは、彼の英語力が(他人に向けて示すものではなく、ただ親の私達だけに)よくわかる、嬉しい出来事でした。

我が子の英語力は、英検を合格させることでしかわかりませんか?
ネイティブと会話させることでしかわかりませんか?
そんなことないと思います。
それなりに英語を注いできた、と思われるのなら、子供が頭や心の中に蓄えているものを、どうぞ信じてあげてください。
そして、どうぞ長い目で見守ってあげてください。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 07/01/2009 14:46:10 ★kaoruさん、 わーい!ドラマの世界へようこそ! Masumi先生の英語de Dramaですね。 不安なお気持ちは分かります。 でも、みんな「初めて」はあるんです。 私も、初めて「ライオンキング」に挑戦したときのことを毎度思い出します。 そこを通ってきた人達ばかりだから、kaoruさんの気持ちは良く分かる。みんな温かく迎えてくれますよ! 私が初参加したとき、前から知った人は誰一人いませんでした。 それでも、濃い時間を過ごして、すべてが終った瞬間、 「やったね!」 と抱き合ってみんなで涙したのです。 ドラマを経験して、失うものはなーんにもありません。そう思うと、ちょっとラクになりませんか? そして、得るもののなんと大きなこと。 一緒に頑張りましょうねっ! (…って、実はまだ夫に話していない私…きゃーっ)
スポンサーサイト

category: 息子のこと(英語編)

tb: --   cm: 3

△top

コメント

 

由里子さんこんにちは。
パピー君の通訳のお話、なんだか
ほほえましく思えました。
わたしもつい結果をもとめがちなところがあり、このおはなしを読ませていただいて
ちょっと立ち止まりました。
ここのところほんとに英語の絵本を読んで聞かせる機会が少なくなり、
いつも由里子さんのお話をよんでは
行動していることが多いです。
最近では上の娘は、自分で読むようになったので、放任していましたが
たまには読んであげるのも、
わたしにとってもいいことなんですよね。
目に見える結果 もちろん必要なときは
あるとおもいます。
でもそれはいまではないんですよね。
もうすこし大人になってから
社会に出てから必要とされるものなんですよね。
いまは種をまいて育てている段階
そうおもいながらわたしもがんばっていこうかな・・・

kaoru #79D/WHSg | URL | 2009/07/01 07:29 | edit

★rickymomさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
>きちんと理解した上で”自分の言葉”で伝えている。
技術的にやっているわけではなく、英語を英語のまま理解し、感じたままを日本語にしているのだと思います。
一語一語の意味や文法を知っているわけではないので。
子どもってそういうことが出来るんですね。びっくりしました。
one very last cookieにあれほど、心を込めるなんて、余程最後一つのクッキーに未練があるのでしょうね(笑)私だったら、very=まさに、でおしまいです。
(この文の前には、one last cookieがあるんですが、それはさっさと食べちゃってやっぱり次に手を出しちゃうんです。veryが付いているだけで、決心の度合いがぐぐんと高くなるんですね。)
rickymomさんの息子さんも、きっとわかっているんですね。
英語の本を読んでもらっていて、「わからん」と言わなければ、それだけでオッケーだと思ってます。ずっとそう思いながら、我が子にも生徒達にも読んできました。
>英語でも子育てでもすぐに結果を求めず、
とりあえず結果は忘れて、
毎日私の絵本読みに付き合ってくれる、
その小さな幸せに、日々感謝しようか―
そのくらい気長でいたいものですね(^^)

由里子 #79D/WHSg | URL | 2009/07/01 00:28 | edit

ただ英語を日本語に訳すってことじゃなくて、
ちゃんと気持ちやニュアンスまでくみ取ってるのが素晴らしいですね!
きちんと理解した上で”自分の言葉”で伝えている。
通訳にとって必要な技術ですよね。(^v^)
うちは”ただ”読み聞かせをしている”だけ”なですが、最近息子が、
「この部分はなんて言ってるの?」
って聞いたんです。
うちは、初見のものや久しぶりによむ本、明らかに分からなそうな表現が多い場合は日本語もはさんで読むのですが、(賛否両論あるでしょうが)この部分は・・・・と聞くということは他の部分は英語だけでわかっているという証拠です。
英語力を数値ではからなくったって、
待っていれば子供は十分に返してくれる。
そんな気がしました。
由里子さんのうれしい気持ちがすっごく伝わりました。
最後の文章は、こちらまで暖かい気持ちになります。
英語でも子育てでもすぐに結果を求めず、
信じて待つということが大事ですよね。
・・・と、自分に言い聞かせています(*^_^*)

rickymom #79D/WHSg | URL | 2009/06/30 17:45 | edit

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。