子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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親としての訓練 

 

子供に「こんな風に育って欲しい」と望むこと、もちろんあると思います。

「自立した子になってほしい」
「心の豊かな子になってほしい」
「お友達と上手くやってほしい」
「理解度、吸収率の高い子になってほしい」
「とりあえず学校の成績を普通に修めてほしい」
「バイリンガルになってほしい」

じゃあ、子供が親に望むこと、考えたことありますか?

私…正直あまりありませんでした。
押し付けることにばかり一生懸命だったかもしれません。

それを考えるきっかけになったのが
Parent Effectiveness Training-親業訓練
です。
頭でっかちになるのがイヤで、子育てセミナーや育児書などは避けてきた私ですが、
縁あって、10月から親業の「訓練」を受けることになりました。

―子供をこう育てるためには、という勉強ではありません。
子供を変えるのではなく、親が変わるのです。

例えば 子供が今通っている習い事に「もう行きたくないの…」と言ったとします。
「あなたはどう返しますか?」
という質問があります。いくつか例があります。

1. (毅然と)ダメです。許しません。行きなさい!
2. (そろそろと)やめちゃったら、○○ちゃんに抜かされるし、出来なくなって辛いよ。困るよ。
3. (冷静に)じゃあ、しばらく休んでみる?それともお母さんについてってもらいたい? 
4. (きつく)なにバカなこと言ってるの!
5. (イライラとorぽんっと)あなたはひとつのことを、やり続けたことがないんだから!
6. (優しく)そうなの。やめたければやめてもいいのよ。
7. (心配して)何か嫌なことがあったの? いじめられてるの? 誰が原因?
8. (あっけらかんと)明日になれば、気が変わるんじゃない?気にしな~い。
9. (元気に)さっ、頑張れ頑張れ!お母さん応援しているから!

私だったら、どう言ってしまうだろうか?―
続けさせたい!という気持ちが強ければ強いほど、
親の権威を振りかざして、1タイプ(「命令」)のことを口にするかもしれない。
もうワケわかんなくなって、4みたいにうっかり「非難」したり、5みたいに「辱める」…のは、さすがに避けたいけれど、
イライラしながら、2タイプでじわじわ「脅迫」することも、ありうるかも。
あーいやだいやだ。これらの4つ、決して良くないのは分かります。

もう少し冷静に、どう対処すべきか?を考える余裕があるときは、
他のことを口にするかもしれない。

で、
7は…心配しているようで、実は「尋問」をしています。
8も元気付けているようですが、実は「ごまかし」ているだけ。どっちもよくありません。
3は「提案」しています。
6は「同意」しています。
9は「激励」
これらなら、良さような気がします。

…でも、全部だめなんですって。
上の「命令」「非難」「辱める」「脅迫」「尋問」「ごまかし」「提案」「同意」「激励」に加え
「説教」「理屈」「解釈」
これらは、親業では「お決まりの12の型」と呼ばれ、
「子供の心を閉ざす対応」とされるのだと知りました。
「どれなら、子供を救ってあげられるのかな?」と必死で考えていた私は、
それを聞いて思わず「ひや~っ」。

だって、習い事を「やめたい」と打ち明けた子供、
心が悩みでいっぱいいっぱいなんです。
それが溢れてきて、お母さんに訴えたわけですよね。
お母さんがしてあげるべきことは、それをすっと受け止めること。
「命令」や「非難」がそんな状態の子供の心に響かないのは、明らかだけど、
「尋問」されたって、辛いばかりで答えられない。
「提案」なんて受け付けるはずもなく、
「同意」や「激励」は所詮お母さんの気持ちを押し付けているだけ。

「やめたいんだけど」と白いボールをぽんと投げてきた子供に、
あれやらこれやら、違う色のボールを投げつける。
これがさっきの「お決まりの12の型」。
そうじゃなくて、
そのまま「そう。やめたいんだね」と白いボールを素直に返す―
それで、子供は受け止めてくれた!と感じ、初めてほっとする。
そう、子供がいつも親に望むのは
「聞いてもらうこと。気持ちを酌んでもらうこと」
ほっとすると同時に、心のガードがいらなくなった子供の思考は驚くほど進み始める。
つまり自分で解決策を考え始める。
これが、自立の第一歩なのだと言われました。
親が解決していては、いつまで経っても自立しないということです。

でも、「聞く」って思ったほど簡単なことではありません。
悩み相談は、相手の言ったことを復唱してあげるのが良い、
という話、聞いたことがありませんか?
でも、実践できますか?
本当に難しいんです。
そこで、「訓練」が必要になってくるのです。それが親業訓練。


パピーが学校から帰ってきて、おやつを食べる時間。
元気がない。うーん、声をかけようか迷っていたら、
「ボク、今日学校イヤだった…。」
とぼそっと言いました。
「12の型」はいかんっ!と心の中でセーブするも、どうしたら良いのか分からなくて黙っていたら、
「○○くんってすぐ怒るんだ。蹴ったりするんだ」
筋が通ったり、通ってなかったりする愚痴が続きました。
ああ~、もう~~!!!!!
私の中に溢れ出る思い。

(「パピーがなんか怒らすこと、言ってんじゃないの」
「学校で、お友達を怒らすようなことや嫌われるようなこと、言っちゃだめだよ」
「どのくらいの強さで蹴るの?痛い?怪我していない?」
「いや、○○くんは、ちょんって小突いただけじゃないの?『蹴った』なんてオーバーなんじゃない?」
「仕返ししてない?」
「先生は知っているの?」
「イヤだってちゃんと言わなきゃダメだよ」)
も~、私の中で渦巻く、渦巻く。
そして、全てをごっくんと飲み込みました。

(今書きとめてみて、自分自身の連射にびっくりです!
こんなこと全部吐き出してたら、子供はたまったもんじゃないだろうなあ!)

カラーボールを投げずには済んだけど、白いボールを上手く返すことも出来ず、
ヘンに寡黙な母に???なパピーは、
「…遊びに行ってくるね」と、いつものようにとっとと外へ行ってしまいました。
私の修行は、まだまだこれからです。

パピーはというと、心なしかすっきりした顔はしていたけれど、何も解決しちゃいません。
それでもこの日、私は彼の思いを受け止めることだけは出来ました。

学校で辛い思いをしたんだね。
いっぱいになっちゃった心を、私に開いてくれてありがとう。

って、思いました。

私は、ずっとあの子の「母港」でありたい。
辛いことでいっぱいになったときは、ここに戻ってきて、すべて荷を降ろせるような。

そんな風に思います。
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