子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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生きている英語・死んでいる英語 

 

私は、多読による英語勉強法と、学校や受験関連の英語勉強法との一番大きな違いは、 「生きている言葉にたくさん触れるか、死んだ言葉を詰め込むか」 だと思います。
―とここに書いたのは、先日のこと。 生きている言葉、ってどんなことなのか。 私が子供たちに与えてあげたい言葉って、どんなことなのか。 今日は、その話をもう少しお話ししたいと思います。

これは、SSSの古川昭夫先生の講演会のときに聞いたお話です。

こんな英語の問題があります。

問・次のカッコを埋めよ
Flowers can't grow ( ) light and water.

答・without
ですね。

実は私、こういうパズルみたいな英語問題、学生時代得意でした。
今の私はこの文を見て「だからなんなの。」と思います。
この文は、メッセージも何もないのです。
言葉って、メッセージを伝えることが役目なのに。

この文章は、ある物語で、
「古代の中東のある国の捕虜になった別の国の王子の恋人が、その国の捕虜に対する扱いに抗議して言った言葉」
なのだそうです。
Flowers can't grow without light and water.
この少女は、どんな強い表情で、その為政者にこの言葉を投げかけたのでしょう?
ぐっと来ませんか?
メッセージのある、豊かな言葉を享受できる、多読法。
だから素晴らしいと思うのです。

どんな小さな子供でも、言葉からメッセージを受け取ることが出来ます。
有名なNo, David! (Caldecott Honor Book)
という絵本があります。
パピーのお気に入り。何度も読まされました。ひっちゃかめっちゃかのヤンチャ坊主が画面いっぱいに描かれたとても楽しい絵本。そのひっちゃか度合いは…、是非絵本を開いてみてください。
さて、これをパピーは「No, David」ではなく、「Yes, Davidの本」と呼びます。

日本語で書きますが、
「だめよ!デイヴィッド!」
「やめて!デイヴィッド!」
「だめって言ってるでしょ!」
「壊すわよ!」
「ほら!言ったじゃない!」
出てくる文章は、大人の叫びにも近いお小言ばかり。パピーは、Davidのご乱行に大はしゃぎ。
そして、叱られてばかりで部屋の片隅でしゅんとして涙を浮かべるDavid…。
"Come on, Dovey…"
ママ(かな?)は優しく手を差し伸べます。ママにすがりつくDavid. 最後は、
"Yes, David…" ママの腕の中で、目を閉じるDavid.
私は、しずかーに本を閉じます。
パピーは、さっきまであんなに盛り上がっていたのに、「はぁ~」と安堵のため息を漏らし、とても幸せそうな、満足そうな顔で私を見上げます。
Yes, David…のページが大好きなんですね、どの愉快なページよりも。
何度も繰り返されるNoより、最後の、Davidのすべてを受け入れるYesという一言がパピーの中に染み入っていったのでしょう。
叱られてばかりのパピー。
叱ってばかりの私。
どちらにもぐぐぐーっとくる絵本です。泣けます。(私だけか)

今は、まだ評価を受けなくて良い年齢の子供たちには、こんな「英語を通しての経験」をたくさんさせてあげたいのです。
単語レベル、もしくは一文レベル(物語の中の一文、一語ではありません)をばらばらと並べ、子供に押し付けるような英語指導はもうやりたくありません。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.68 DATE: 06/25/2006 22:50:21 ★あんしんママさん、 絵本気に入っていただけてよかったです。 子供って絵本の登場人物に自分を重ねることがとても上手いですよね。 パピーは最初のページの、ぐらぐらする椅子に乗っかってクッキーの缶を取ろうと手を伸ばす場面が好きらしいです。 「ボクもこうやって、クッキーとるもん」 やめてくれーっ。 あんしんママさんのコメントをいただけて、また続きで思うことがありましたので、新しい記事を書き込みました。
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

★あんしんママさん、No,David、購入してくださって嬉しいです。
読み聞かせ、ぜったいだいじょーーーーぶ!本を開いてみれば、わかりますよ。うふふ。ネイティブも英語の先生もCDも、「お母さん」には敵わないって、思います、この本に関しては。
Davidシリーズには、David Gets in Trouble(Davidの言い訳編)やDavid Goes to School.(学校編)もあります。
そのやんちゃぶりには、「ああーうちの子と一緒だー」と思うページもあれば「うちの子よりもっとすごいかも」(ちょっと安心したりして)というページも。
あんしんママさんのお宅でも、素敵な読書タイムになりますように…。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2006/06/20 23:35 | edit

うちの子先日6歳になりました。
英語は全くなにもやってません。
でも絵本から親しめるようにするって
いいですね!
今幼稚園でも半分以上は英語教室に通っていて人気なのがうちの裏手にある外人講師の所なんですが私は全く興味がなく・・・。
ゆりちゃんの所がもう少し近かったらなぁ。
(ちなみに娘はエレではなくピアノをやってます、今の所そこに絞って^^;)

ち~ちゃん #79D/WHSg | URL | 2006/06/20 19:49 | edit

今回の由里子さんのお話に感動して
早速「No,David」の本を注文しました。
「Yes,David」のところがとても楽しみです。
でも私が英語の発音に、やはり少し自信がないので、
うまく読み聞かせしてあげれるかしら…と思っています。
由里子さんが声を出して読んでおられるCDとかが、ほしいくらいです。{笑顔}

あんしんママ #79D/WHSg | URL | 2006/06/20 15:47 | edit

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