子供と英語絵本のある暮らし

英語絵本がいっぱいの子供英語教室 Kashiwagi English Roomから~

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学ぶ側の気持ち 

 

今、私の指導の大きな柱となっている「SSS英語学習法」。
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はご覧になられたことあるでしょうか?
1. 辞書はひかない
2. 分からないところは飛ばす
3. つまらなくなったら投げ出す
この多読3原則に則って、とにかくラクに楽しめる、易しい本をじゃんじゃんじゃんじゃん読んで、まずはナマの英語を頭の中にとにかく注ぎ込もう、というもの。
最初の目標は100万語です。ひとつひとつ、覚えようとか理解しようというストレスから放たれ、英語で笑ったり泣いたりする経験を持つことで、英語の蓄えがどんどん大きくなるのです。
その蓄えは、目先の受験のための英語、というより、大学に入ってから研究のために使える英語、社会にでてから花開く英語の礎となるものです。

で、私も昨年6月からカウントを始めました。
はらはら涙がこぼれる話、ドキドキ先が気になる話、おかしくておなかがよじれるくらい笑う話、いろいろ読みました。
まあ、もともと少ない時間を捻り出して読書タイムを作るわけですから、そうそう読み進められるものでもないのですが、20万語ぐらい夢中で読んだら、数ヶ月パタッと読まない。そんな繰り返しでした。誰に強制されるわけでもなく、自分のペースを守れるのも、SSSのいいところ。自然に任せていたのです。
そんな私がこの夏、ある日を境に、本当に読む気がしなくなってしまいました。

「今、何語(語数)ぐらい読んだの?」
とあるとき尋ねられ、今80万語と正直に答えたところ、
「へぇ~っ。英語の先生にしちゃおっそいね。普通、たいてい半年もかからないで100万語読んじゃうんじゃないの~?」
その人は、からかうようにニコニコしながら言いました。

自分自身、早く100万語通過をしなければ、多読指導なんて大きな声で言えない・・・という思いが胸の内のどこかにあったのですが、この日からそれがむくむくと大きくなってきたのでした、自分でも気づかないうちに。

「読まなきゃ、早く100万語!」
そう思うと、何を読んでもつまらなくなってしまったのです。本を開いては、2,3ページでとまり、又別の本を開いては2,3ページでとまる。
あんなに可愛いストーリーのNate the Great(邦題・ぼくはめいたんてい)シリーズを読んでも、「だからなんなのよ」と思ってしまう。とりあえず語数は稼げたけどね、なんて思いながら。

そうして3ヶ月ぐらい経った頃、多読仲間があつまるところへひょっこり顔を出しました。
みんなが生き生きと自分の本の話をするのを見ているうち、単純に「・・・おもしろそうだなあ。読みたいなあ」という気持ちがぽこっと芽生えました。語数稼ぎを忘れて、噛み締めるようにゆっくり読むのもステキなこと。という助言も頂き、今、停滞期から少しだけ脱出できそう・・・そんな感じです。

先日、酒井先生にお会いすることが出来ました。
私が落ち込んでしまったこと、みんなが暖かい声をかけてくれたことも、全部既にご承知でした。
「何気ないたった一言で、人の本を読もうという意欲はとても簡単につき崩されてしまうものなんですよ。
柏木さんは、今回のことでそれを、身をもって感じられたのではないかな。」
先生はそう仰いました。
何百万語と読んでおられるあるタドキストの方が、他人の「意味わかってるの?」の一言で、ぴたっと読むことが出来なくなった。そういう話も聞かせて下さいました。
先生の仰るとおり、子どもたちが私の立場だったら・・・。
ほかの子と較べる。わかっているのかどうか確認する。
・・・そんな一言で、子どもの本に対する気持ちを萎えさせてしまうのは、なんと簡単なことなのだろう。子どもたちに掛ける言葉には、いつだって細心の注意を払わなくてはいけないのだ―。

仕掛け絵本の仕掛けに首をかしげ、「え~?なんでだろう??」と子ども以上に真剣に絵本に見入るような、楽しくて温かい酒井先生。
そんな先生がいかに、教える側の都合ではなく、学ぶ側を守ろうとしているか、学ぶ側の気持ちを大切に考えておられるか、をあらためて感じました。
AUTHOR: 由里子 EMAIL: oakenglish@hotmail.co.jp URL: http://www.geocities.jp/kashiwagienglish/ IP: 219.118.137.122 DATE: 12/03/2006 21:48:10 ★Yoko先生!ごめんなさい、大変失礼しました!!!!!ひやー、穴があったら入りたい!!! ずっとブログの方をご覧頂いていたのですね。本当に本当にありがとうございます。 初めてメールを頂いたときの感動は今でもすごくよく覚えています。まだ私のやり方をHPで公表したばかりで、読まれた方がどのような反応をされるのか検討もつかなかった頃。Yoko先生から頂いた暖かいメールに、すごく励まされました。 こんなそそっかしい私ですが、これからも宜しくお付き合い下さい! 貸出しの方もスタートされたのですね!私のほうもまたご指導頂きたいです。 今年は関東圏に勉強に行く機会もありませんでしたが、またいつか必ず上京(!)しようと思いますので、その日お会いできるのを楽しみにしております。 (お会いしたらまず、今日の事を謝らなくっちゃ…{困った})
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category: 英語講師として思うこと

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コメント

 

こんばんわ、私も多読をしている児童英語教師のひとりですが・・(お教室では、多読まがいの指導として貸し出しは進めています。)なかなか語数が増えません。って、必死に読んでないのだから当然ですが、絵本だけではなかなか100万語には程遠いです。でも、来年の4月までに・・目標です。藤沢のMariko先生の所に通いながら楽しく多読を進めています。
英語教師なのにまだ100万語行かないの~?!・・私にはぐっさり
ささりますね~(TT)
でも、めげずにHappy Reading!

Yoko #79D/WHSg | URL | 2006/12/01 22:05 | edit

★Ayaさん、こんにちは。
学ぶ側の気持ちを大切に考えて、指導(?特に何も教えてないですが)する側の言葉には細心の注意を―。今回再認識したことですが、振り返ると「失言」を私はどれだけ繰り返してきたことか。息子に。生徒たちに。
それを皆に許してきてもらったのでしょう。心から感謝しつつ、私の方も成長しないとね。
Ayaさんは、わざわざ語数カウントをする「多読」ということを意識しなくても、生活の中に洋書が入り込んでいるんですね。ああ、理想~。羨ましい~。
実は私、人気のあるハリポタなどのファンタジー系が苦手なんです。
ちなみにハリポタの賢者の石は77,000語、秘密の部屋は90,000語、炎のゴブレットは190,000語、不死鳥の騎士団は257,000語ぐらいみたいです。すごいなあ。
でも、絵本の多読もハリポタと同じぐらい大きな意味を持った多読だと思ってます!
うちにも昨日、スカラスティックの10月分の注文分(の一部)海の向こうから届きました~。わーい!
さあ、土曜のハロウィンパーティー開催日まで私の頭はハロウィン漬けになります。メールのお返事はちょっと遅くなってしまうと思うので、お許しくださいね。
またゆっくりお話したいです。

由里子 #79D/WHSg | URL | 2006/10/18 10:15 | edit

Yurikoさん、
おはようございます。昨日メッセージを残したのですが、私のやり方が間違っていたようで反映されていませんでした。
学ぶ立場になって考える、大切だなー、とYurikoさんのブログを読んで感じました。いつも勉強になりますありがとうございます。
多読ですが、やはり力がつくなー、と思います。ただ今私の場合本を読んでいると眠気の方が襲ってくるので自分の多読はできていません。読みたい本は山ほどあります。面倒くさがりで語数を数えたことがないので100万語ってどれくらいなのかピンときません。去年はハリポタ、ロードオブザリング、赤毛のアン、高慢と偏見などなど片っ端からよみました。あれでどれくらいの語数だったのかしら・・・(笑)今はひたすら娘に読み聞かせをしています。これも私の多読になるのでしょうか。絵本を読むのって楽しいです。
ORTは年末に購入予定でしたが、もう少し待ってみようと思います。また新しいCDになるかもしれませんよね。Stage1の新しいCDはExtended storiesも入っているらしいですね。

Aya #79D/WHSg | URL | 2006/10/18 08:45 | edit

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